パーコとジョディ・スミスが敗退。番狂わせのWSL-CT第4戦「Oiリオ・プロ」メンズR2。

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ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)Image: WSL / Smorigo

 

 

バーハ・ダ・チジュカ、リオデジャネイロ/ブラジル(2015年5月14日木曜日)コンディション不良でレイデーを強いられていたWSL-CT第4戦「Oiリオ・プロ」は、ソリッドな6~8フィートのコンディションで再開。メンズのラウンド2が行われた。

 

早朝のヒートでは順当にトップシードが勝ち上がる一方で、午後に入りビッグ・パフォーマンスが続く中、ビッグ・ネームをルーキーが破る番狂わせが発生した。

 

ラウンド1では圧倒的な強さを見せたブラジリアン・ストーム。しかし、このラウンド2では、4名のブラジリアンが姿を消した。

 

ミック・ファニング(AUS)Image: WSL / Smorigo

 

ラウンド2を強いられていた3-タイム・ワールド・チャンピオンのミック・ファニング(AUS)は、本日のオープニング・ヒートで、16.63のハイエスト2-ウェイブ・ヒート・トータルでデビッド・ドゥ・カルモ(BRA)を下し、ラウンド3へ繋げた。

 

ワイルドカードのデビッド・ドゥ・カルモ(BRA)は、昨年のこのイベントでもファニングを下す番狂わせを起こした選手で、因縁の対決となっていた。

 

「僕は自分のヒートの前に海を見ていて、どこでベスト・ウェイブを掴むべきか数 人の人と話していたんだ。」と、ファニングが言った。「前回の敗退から自分を解放する必要があり、それと同時に、彼に仕返しをしたい気持ちが少しあった。 でもアウトに出てしまえば、そこには良い波が満載だったよ。」

 

 

ハワイアン・チャージャのジョン・ジョン・フローレンス(HAW)もまた14.84のヒート・スコアで、ワイルドカードのアレックス・リベイロ(BRA)を下した。「ヒートを通して波を見つけることが出来ませんでした」と、フローレンスが言った。

 

「ずっとパドルを続けていたけど、アウトにいると良い波が分からなかった。最後までマインドゲームで、ラストウェイブを掴めてラッキーでしたね。それは実際のところ、タヒチのようなエアドロップだったので、ビビっていましたよ。ここはクレイジーですね。物凄い人が集まっていて、全員がサーフィンにストークしている。」

 

リカルド・クリスティ(NZL)Image: WSL / Smorigo

 

リカルド・クリスティ(NZL)は、今日の最初の番狂わせを引き起こした。彼はコンペティションからハイシードで元イベント勝利者のジョディ・スミス(ZAF)を下したのだ。

 

そのヒートはスミスがコントロールしていた。しかしルーキーは、エクセレントなライトハンド・チューブで9.17 をスコアして逆転。CTヒートで2度目の勝利を決め、ラウンド3へ勝ち上がった。

 

「僕は良い波がどこでブレイクするのか一日中見ていました。 」と、クリスティが言った。「リップはかなり危険でしたね。でも自分が見ていた所で、良い波をゲットでき、それは整った波でした。

 

全てのイベントで、どんどん強くなっていると感じています。このイベントはよりリラックスしてやれていますよ。友達も出来て、トップ選手からいろいろ学んでいます。最高な経験ですね。」

 

 

 

 

そして、もうひとつの番狂わせは、ルーキーのキアヌ・アシン(HAW)によって引き起こされ、彼は僅差のクロスヒートとなったジョエル・パーキンソン(AUS)とのバトルを制し、見事ラウンドアップ。パーキンソンにとっては、2011年以降最悪のCT結果となった。

 

「それは、タフなヒートでした」と、アシンが言った。「他の選手がみんな苦労しているのを見ていたので、難しくなりそうだと思っていました。あのヒートを勝ち上がれて嬉しいです。次のラウンドでより素晴らしいパフォーマンスが出来るように集中していきます。」

 

ネクストコールは、日本時間5月15日の19時。

 

 

関連記事:

ブラジリアン旋風が吹き荒れる。WSL-CT第4戦「Oiリオ・プロ」は男女ラウンド1が終了

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1234/oi-rio-pro

 

Oi Rio Men’s Pro Round 2 Results:
Heat 1: Mick Fanning (AUS) 16.63 def. David do Carmo (BRA) 7.94
Heat 2: John John Florence (HAW) 14.84 vs. Alex Ribeiro (BRA) 10.83
Heat 3: Taj Burrow (AUS) 10.74 def. Alejo Muniz (BRA) 10.20
Heat 4: Josh Kerr (AUS) 9.27 def. C.J. Hobgood (USA) 5.40
Heat 5: Ricardo Christie (NZL) 13.27 def. Jordy Smith (ZAF) 12.03
Heat 6: Nat Young (USA) 11.77 def. Brett Simpson (USA) 7.84
Heat 7: Dusty Payne (HAW) 9.23 def. Julian Wilson (AUS) 8.00
Heat 8: Keanu Asing (HAW) 9.60 def. Joel Parkinson (AUS) 9.50
Heat 9: Owen Wright (AUS) 14.77 def. Glenn Hall (IRL) 5.90
Heat 10: Adam Melling (AUS) 14.10 def. Miguel Pupo (BRA) 11.67
Heat 11: Kai Otton (AUS) 12.60 def. Kolohe Andino (USA) 11.10
Heat 12: Adrian Buchan (AUS) 11.03 def. Fredrick Patacchia (HAW) 9.33

Oi Rio Men’s Pro Round 3 Match-Ups:
Heat 1: John John Florence (HAW) vs. Adam Melling (AUS)
Heat 2: Filipe Toledo (BRA) vs. Wiggolly Dantas (BRA)
Heat 3: Kelly Slater (USA) vs. Matt Banting (AUS)
Heat 4: Nat Young (USA) vs. Italo Ferreira (BRA)
Heat 5: Sebastian Zietz (HAW) vs. Jadson Andre (BRA)
Heat 6: Adriano de Souza (BRA) vs. Ricardo Christie (NZL)
Heat 7: Mick Fanning (AUS) vs. Dusty Payne (HAW)
Heat 8: Bede Durbidge (AUS) vs. Jeremy Flores (FRA)
Heat 9: Josh Kerr (AUS) vs. Kai Otton (AUS)
Heat 10: Taj Burrow (AUS) vs. Matt Wilkinson (AUS)
Heat 11: Owen Wright (AUS) vs. Adrian Buchan (AUS)
Heat 12: Gabriel Medina (BRA) vs. Keanu Asing (HAW)

Oi Rio Women’s Pro Round 2 Match-Ups:
Heat 1: Silvana Lima (BRA) vs. Nikki Van Dijk (AUS)
Heat 2: Johanne Defay (FRA) vs. Alessa Quizon (HAW)
Heat 3: Tyler Wright (AUS) vs. Luana Coutinho (BRA)
Heat 4: Lakey Peterson (USA) vs. Sage Erickson (USA)
Heat 5: Malia Manuel (HAW) vs. Laura Enever (AUS)
Heat 6: Coco Ho (HAW) vs. Dimity Stoyle (AUS)

 

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