【現地時間、2014年4月13日】
4月5日からエクアドルで開催されていた「VISSLA ISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ(WJSC)は32カ国から国を代表する300人のジュニア・サーファーが集結して行われる国別対抗のジュニア世界選手権。コンテストは男女アンダー18、16の4つのディビジョンに分かれ、個人戦とは別に総合で国別のランキングも決定する。そのVISSLA ISAワールド・ジュニアは、ついにファイナル・デイを迎え、クリーンなコンディションでコンテストがスタートした。
大会最終日は予報通り、今回のコンテスト最大となる6~8フィート・レンジのスウェルがメイン会場にヒット。ファイナル・デイに相応しいコンディションで、ガールズ・アンダー16からスタートした。
32のナショナル・チームの間で行われるコンペティション、VISSLA ISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ(WJSC)のファイナル・デイは、素晴らしい波でエキサイティングなサーフィン・パフォーマンスが披露され、全ての競技でのチャンピオンが決定。
そして、ハワイチームが、VISSLA ISAワールド・ジュニア・チャンピオンシップのゴールド・メダルと、チーム・チャレンジの「アロハカップ」の2つのチャンピオン・トロフィーを獲得した。
また今回のイベントには、日本から、アンダー16ボーイズで安室丈(徳島)、野呂海利(徳島)、西優司(大阪)、中塩裕貴(千葉東)。U-18ボーイズで河谷佐助(大阪)、西修司(大阪)、仲村拓久未(JPSA)、大原洋人(ASP)。U-16ガールズで川合美乃里(徳島)、大矢ひいな(湘南茅ケ崎)。U-18ガールズで田代凪沙(湘南藤沢)、黒川日菜子(大阪)が日本代表で出場。
そんな中で、日本のキャプテンを務めた仲村拓久未が、敗者復活戦を勝ち上がり、グランドファイナルを前に敗退したものの、アンダー18のクラスで6位となった。
チームジャパンにとって、今回のISAワールド・ジュニアは、昨年、U16で稲葉玲王が4位。アロハカップで金メダル獲得など、素晴しい結果を残していただけに大きな期待とプレッシャーが課せられていた。
一昨年、U16で銀メダルを獲得していた仲村拓久未は、昨年からはU18で出場。リパチャージ4で敗退し31位という納得できない結果にリベンジしたい気持ちで今回のイベントに挑んだ。そして、今回のチームで最も経験豊富な仲村はキャプテンに選ばれ、最後までチームを牽引する活躍を見せた。
また、1チーム5人、1ヒート50分で1人3本乗り、トータル15本のスコアを全て合計して競われる国別対抗のチームチャレンジ「Aloha Cup」で、チームジャパンは、河谷佐助、大原洋人、黒川日菜子、西修司、キャプテン仲村拓久未というメンバーで出場。予選を1位で勝ち上がったチームジャパンは、昨年の金メダルに続き、銀メダルを獲得。金メダルはハワイ、2位に日本、3位にオーストラリア、4位アメリカという結果となった。
長かった8日間に渡るイベントが全て終了。最終的に、国別総合ランキングでは、日本は昨年の5位から2つ順位を下げて、32カ国中7位でフィニッシュ。次の目標に向って前進して行こう!頑張ろう!日本!
◆U-18ボーイズ
1. ルアン・ウッド(BRA)
2. エリベウトン・サントス(BRA)
3. ルッカ・メッシーナ(PER)
4. イマイ・デヴォルト(HAW)
6位:仲村拓久未
16位:大原洋人
37位:西修司
61位:河谷佐助
◆U-16ボーイズ
1. レオ-ポール・エティエンヌ(FRA)
2. ジョー・ヴァン・ダイク(AUS)
3. ノーラン・ラポザ(USA)
4. グリフィン・カラピント(USA)
19位:安室丈
22位:中塩裕貴
49位:野呂海利
49位:西優司
◆U-18ガールズ
1. タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)
2. キム・ヴェトゥ(FRA)
3. ティア・ブランコ(USA)
4. レイラニ・マクゴナグル(CRI)
11位:田代凪沙
13位:黒川日菜子
◆U-16ガールズ
1. マヒナ・マエダ(HAW)
2. レイラニ・マクゴナグル(CRI)
3. ローラ・ポンチーニ(AUS)
4. マディ・ピーターソン(USA)
16位:川合美乃里
19位:大矢ひいな
◇国別総合ランキング(32カ国出場)◇
優勝:ハワイ
2位:フランス
3位:オーストラリア
4位:アメリカ
5位:ブラジル
6位:ペルー
7位:日本
ISA World Junior Surfing Championship
開催国 エクアドル サリナスビーチ
開催日 2014年4月5日~13日(現地時間)
オフィシャルサイト:http://www.isasurf.org/