マーガレット・リヴァー、ウェスタン・オーストラリア(2014年4月6日日曜日)
ASP-WCT第2戦ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロ大会4日目は、女子のセミファイナルからスタート。男子ラウンド3も行われ、女子のファイナルでは、2度のASPウィメンズ・ワールド・チャンピオンであるカリッサ・ムーア(HAW)が、タイラー・ライト(AUS)を下し、優勝した。
4~6フィートのコンディションのなかで行われたファイナルは、シーソーバトルの2013年のリマッチとなった。ミッド・レンジ・スコアで先制攻撃を仕掛けたのはライト。それに対しムーアもフォアハンド・ターンで7.50をスコアし、リードを奪い取る。セットが入らなくなった後で、ライトは再び爆発的な2つのターン・コンビネーションを見せ8.00をゲット。ヒート中盤でリードを取り戻した。
残り時間10分を切り、ライトがヒートをリード。ムーアには逆転するために6.34が必要だった。そして、6.87をスコアし逆転に成功したムーアは、さらにパワフルな2ターン・コンビネーションを成功させ、ファイナルの最高点となる8.23をマーク。2年連続となるドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・プロでの勝利を手に入れた。
「タイラー・ライトはきょう、ものすごく調子が良さそうでした。彼女はタフなコンペティターです」と、カリッサ・ムーアが言った。「ファイナルに勝ち上がった時はいつも考えるんです。私たちは、どちらの選手も勝ちたいし、それを家に持ち帰りたいと。私は本当にエキサイトしていて、頑張れ!やるのは今しかないって自分に言い聞かせていました。
マーガレット・リヴァーは本当に難しい波で、常に学んでいます。だから再び優勝できて本当に感謝しています。私はこの場所が大好きで、ウェスタン・オーストラリアを愛しています!これでステファニー(ギルモア)と同点でランキングトップになれてうれしいです。残りのイベントがどのように展開するか今から楽しみですね」
惜しくも破れ2位となったタイラー・ライト(AUS)は「私は、すべてに、かなり満足しています。自分が、どのようにサーフィンしたか、どのようにすべてを実行したか満足です。ミスした波がありました。それをフィニッシュしていたら、どちらが勝ってもおかしくなかったと思います」と、タイラー・ライトは言った。「カリッサは楽勝でしたね。彼女はとても強い、そしてもっともクールな人間だと思います」
<div align=”center”><img src=”/out_img/fro_article/9965/4348/4348_2.jpg” alt=”tylarPhoto by (C)ASP”><br />tylarPhoto by (C)ASP<br /></div>
5タイムASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンのステファニー・ギルモアは、ムーアによってセミファイナルで敗退した。2人は、WCTヒストリ-でこれまで14回対戦し、ギルモアが8勝、ムーア6勝という勝敗。きょうはムーアが、プログレッシブ・フォアハンドのサーフィンで連続して7.50と8.33をスコア。一時はギルモアをコンビネーションに追い込んでの勝利となった。「きょうは間違ったボードを選択してしまって、まったくしっくり来なかったんです」と、ステファニー・ギルモアが言った。「カリッサは間違いなく攻めていましたね。私は安全策をとっていた感じで、それが失敗でした」
ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・ウイメンズプロのファイナル結果◇
ファイナル:
カリッサ・ムーア(HAW)15.73
タイラー・ライト(AUS)14.10
ドラッグ・アウェア・マーガレット・リヴァー・ウイメンズプロのセミファイナル結果◇
セミファイナル1:
カリッサ・ムーア(HAW)15.83
ステファニー・ギルモア(AUS)12.67
セミファイナル2:
タイラー・ライト(AUS)15.83
サリー・フィッツギボンズ(AUS)12.67
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