チョープー、タヒチ(2014年8月19日火曜日):2014年のサムスン・ギャラクシーASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー(WCT)第7戦「ビラボン・プロ・タヒチ」は、6~8フィートのチョープーでラウンド3への生き残りをかけたラウンド2が行われた。
カレント・ワールドNo.10のジョシュ・カー(AUS)は、 本日のファーストで同じオーストラリアのミッチ・コルボーンに対し、クイック・スタートを見せ、彼のファースト・ウェイブでエクセレントな8.83をマー ク。ASPリプレイスメント・サーファーのコルボーンにアーリーリードでヒートをコントロール。更にロング・チューブを決めたカーは、9ポイント・ライド を決めて、コルボーンをコンビネーション・シチュエーションに追い込んで圧勝した。
ブレット・シンプソン(USA)SP / Will H-S
そして、コンペティションのファースト・デイでヘビーなワイプアウトを食らったジョディ・スミス(ZAF)は、ラウンド2のヒート4でブレット・シンプソン(USA)と対戦。スローなスタートに シンプソンが僅かなリードをとった。ヒート前半にスミスがスコアしたのは1.00のみ。終了間際に両者ともバックハンドのチューブ・ライドをメイクしたが、シンプソンがスコアを上回り、2014WCTシーズン初となるヒート勝利を手に入れた。
「タフな年になりました。」と、ブレット・シンプソンが言った。「私は多くの素晴しい選手に対してサーフィンをしてきましたが、この勝利を得て本当 に嬉しいです。これは試験的な波でしたね。一方では敗退して家に帰ることも考えられるし、もう一方では人生の波を掴むことも出来た。」
ラウンド1で足を怪我したトラヴィス・ロギー(ZAF)は、コンペティションを棄権することを選んだ。彼のラウンド2の対戦者C.Jホブグッド(USA)は、不戦勝でラウンド3へ勝ち進んだ。
予報では現地時間の水曜日、ニューSWスウェルによって再び波はサイズアップ。朝コンディションが悪くとも午後には上向く予報。木曜日はサイズダウン傾向だが、ストロングなスウェルを保ち、風もクリーンなコンディションとなる見込み。金曜日は更にサイズダウンが進む。
関連記事:ビラボン・プロ・タヒチのR2は、パンピング・チョープーでワールド・ベストバトル
2ビラボン・プロ・タヒチ:ラウンド2結果
ヒート1:ジョエル・パーキンソン(AUS)17.17 def.タウマタ・プヘティニ(PFY)12.50
ヒート2:ネイザン・ヘッジ(AUS)12.00 def.エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)11.77
ヒート3:ジョシュ・カー(AUS)17.90 def.ミッチ・コルボーン(AUS)11.24
ヒート4:ブレット・シンプソン(USA)11.50 def.ジョディ・スミス(ZAF)5.33
ヒート5:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)11.00 def.ラオニ・モンテイロ(BRA)2.43
ヒート6:ビード・ダービッジ(AUS)6.33 def.グレン・ホール(IRL)2.93
ヒート7:ティアゴ・ピレス(PRT)7.77 def.ジュリアン・ウィルソン(AUS)7.60
ヒート8:アリツ・アランブルー(ESP)17.46 def.フレデリック・パターチアJr.(HAW)17.04
ヒート9:C.J.ホブグッド(USA)はトラヴィス・ロギー(ZAF)が怪我で欠場したため、不戦勝
ヒート10:ミッチ・クルーズ(AUS)10.17 def.ミゲール・プポ(BRA)8.60
ヒート11:セバスチャン・ジーツ(HAW)15.80 def.アレホ・ムニーツ(BRA)2.00
ビラボン・プロ・タヒチ:ラウンド2のアップカミング・マッチアップ
ヒート12:マット・ウィルキンソン(AUS)対アダム・メリング(AUS)
ビラボン・プロ・タヒチ:ラウンド3マッチアップ
ヒート1:タジ・バロウ(AUS)対ティアゴ・ピレス(PRT)
ヒート2:ジョシュ・カー(AUS)対エイドリアン・バカン(AUS)
ヒート3:ミシェル・ボレーズ(PYF)対アリツ・アランブルー(ESP)
ヒート4:コロヘ・アンディーノ(USA)対ミッチ・クルーズ(AUS)
ヒート5:ビード・ダービッジ(AUS)対C.Jホブグッド(USA)
ヒート6:ガブリエル・メディーナ(BRA)対ネイザン・ヘッジ(AUS)
ヒート7:ジョエル・パーキンソン(AUS)対ブレット・シンプソン(USA)
ヒート8:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)対セバスチャン・ジーツ(HAW)
ヒート9:ナット・ヤング(USA)対カイ・オットン(AUS)
ヒート10:ケリー・スレーター(USA)対ジャドソン・アンドレ(BRA)
ヒート11:オーウェン・ライト(AUS)対TBD
ヒート12:ミック・ファニング(AUS)対ディオン・アトキンソン(AUS)
オフィシャルサイトではライブ中継が行われています。
http://www.aspworldtour.com/events/2014/mct/698/billabong-pro-tahiti/live
また、見逃したヒートはヒートアナライザーでチェックして下さい。
http://www.aspworldtour.com/events/2014/mct/698/billabong-pro-tahiti/heatanalyzer
現在の日本とタヒチ島との時差は、19時間です。日本の方が、19時間進んでいます。