ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版 4.3(TSJ 23.3)最新号は8月10日発売!

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Backyard Compositions

「裏庭からの構図」

ライアン・クレーグの写真は裏庭からはじまる。

文:ボー・フレミスター

 今号のポートフォリオは、TSJフランス版からフランス在住の写真家、ライアン・クレーグ。彼もまたボディーボーダー、泳力の高さを示す迫力のある作品、そしてエスプリの利いたファッショナブルな作品、そしてパースペクティブな作品が紹介されている。

 

 

Directional Shift

「転換期」

文:デビッド・スパーカー

 かつて競い合っていたライバルたち、トム・カレン(USA)、マーク・オキルーポ(AUS)、ゲーリー・エルカートン(AUS)が、インドネシアでのボート・トリップで再会をはたした。当時のほろ苦い思い出やサーフィンの未来を託す子供たちなど、話が盛りあがった。

 

Priboy, Tovarishch!

「サーフ・コムラード(波乗り同志)!」

ただいまバリ島で進行中、ロシアとインドネシアの微妙な関係。

文:マリア・アーネスト

 最近、バリで目立ちはじめているのがロシア人サーファーたち。鼻毛も凍る寒い地から来た彼らはどうもビーチカルチャーに疎(うと)く、なにかとバリニーズとトラブルになっているという。そんな最近のバリの風物詩、ミスマッチなファッションセンスのサーフ・コムラード、ロシア人サーファー現象をマリア・アーネストが絶妙な筆致(ひっち)で描く。

 

Little Pot Blues

「リトル・ポット・ブルース」

鎌倉の隠れ里で密かに割れる、ブルーズな波に想いを馳(は)せる。

文:ジョージ・カックル

写真:李リョウ

 サーフィン誌に逗子のシークレットとして紹介される大崎、そして逗子マリーナの鎌倉側の沖で割れるカブネ。小坪のサーフポイントをザ・サーファーズ・ジャーナル日本版として初めて取りあげた。ラタイトルの「リトル・ポット・ブルース」は小坪シローの曲のタイトル。

 

Sensitized

「波乗り島の憂鬱(ゆううつ)」

写真・文:ジェフ・ラガーツ

最近、話題のモルディブのトップクラスのリゾートは、モルディブの“ハウスリーフ法”によって宿泊客だけが極上のリーフブレークを堪能できる。リゾート“シックスセンス”を取材したジェフ・ラガーツはローカル、ドラッグなどさまざまな問題を提起した。

 

Redacted

「封印された特殊任務」

機密扱いだったブラー教官の冒険

文:ピーター・マグワイア

 サーフィン界でもっとも危険な男と揶揄(やゆ)されるイヴァン・トレントは、あの伝説のサーファー、グッドウィン“バジー”トレントの息子。ビッグウエーバーとしての顔を持つ彼はまた、アメリカ海軍のネイビーシールズの隊長としての顔を持つ。そんなイヴァン・トレントがはたした役割とは…。

 

Anatomy Of A Surf Fink

「サーフフィンク(‘60年代に登場したキャラクター)誕生秘話」

永遠のサーフアニメ、“マーフィー”

文:ブライアン・チェデスター

 アメリカ・サーフィン界の伝説のアーチスト、リック・グリフィンとUS『サーファー』誌の発行・編集人であるジョン・セバーソンとの出会いによってサーフフィンク、“マーフィー”が生まれた。リック・グリフィンによってつくり出されたキャラクター“マーフィー”、その誕生の秘話とリック・グリフィンの生涯に迫る。

 

The Ecstasy of Invention

「発明する悦び」

語り:トム・モーレイ

ボードデザイン界の奇才、トム・モーレイとサーフボード・デザインを歴史的に再検証する。

 

The Life and Deaths of Allan Byrne

「アラン・バーン、その生と死」

もっとも優れたニュージーランド人、アラン・バーンの驚くべき物語。

文:マット・ジョージ

 だれよりもサーフボードのスピード、”ベロシティーエラ(速度の時代)”を追求したシェーパー、アラン・バーンは一時シェーパーを辞めて宇宙飛行士をめざすことになる。航空工学を応用した自身のブランド“バーニング・スピアーズ”から生涯を閉じる62歳までの彼の人生を追う。

 

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