2014年8月31日日曜日、プラヤ・デ・パンティン、ガリシア ― スペイン :ASP「パンティン・クラシック・ガリシア・プロ」は大会最終日。16歳のレオナルド・フィオラバンティ(ITA)は、クリーンな3-4フィートのコンディションで行われたファイナルで、マルコ・ジョージ(URY)を下し、ASP 3スターパンティン・クラシック・ガリシア・プロに勝った。
ヤング・イタリアン・サーファーはファイナルデイにチャージを繰り返し、ソリッドなレフトハンダーでアンダーザリップでハードなターンを見せ、イベント唯一のパーフェクト10をスコアした。
「信じられない感じです。ほんとうに素晴しいグッド・コンテストでした」と、有頂天の フィオラバンティが言った。「僕はまだ16歳で、QSイベントでのプレッシャーはないんです。それが上手く行っているのかもしれませんね。今日は母の誕生 日なので、最高のプレゼントが出来て嬉しいです。間違いなく自分の人生最高の日になりました。」
「自分のいまのメイン・ゴールは、ワールド・ジュニアで、そこで良い成績を残したいですね。」と、フィオラバンティが言った。「そこに向けて自分のメンタ ル的な部分も含め、ハードにトレーニングしていくつもりです。ポルトガルのプライムイベントにも行くつもりで、この勢いをキープして、少しでも勝ち上がり たいですね。」
また同時開催の2014年のASP 6-スター・パンティン・クラシック・ガリシア・プロのファイナルでは、4~5フィートのコンディションで、シルヴァナ・リマ(BRA)とブロンテ・マコーレー(AUS)が極めてタイトなファイナルを演じ、ASPウイメンズのクオリファイ・シリーズのリーダーであるリマが、ファイナルのラストウェイブで大逆転で勝利を決めた。
今回のASP3スターイベント「パンティン・クラシック・ガリシア・プロ」には、ヴァージニアで活躍した新井洋人、仲村拓久 未、田中海周、大原洋人やアメリカのカノア五十嵐が出場。また、ASPウイメンズ6スター「パンティン・クラシック・ガリシア・ プロ」 では、野呂玲花、大村奈央、武知実波、水野亜彩子、北澤麗奈、須田那月、ハワイの前田マヒナが出場。
新井洋人と仲村拓久未と大原洋人の3名はラウンド3まで勝ち上がるも、3位敗退で33位でフィニッシュ。タフなコンディションの中、野呂玲花がラウンド4へラウンドアップし、自身ベストリザルトとなる6スターで9位となった。
熱い戦いが続くASPのヨーロピアンレッグ。ネクスト・ストップは、9月02日-07日、ポルトガルのアゾレス諸島最大の島。サンミゲル島で開催される、 ASPプライム「SATAエアライン・アゾレス・プロ」。このイベントのエントリーリストには、日本から大原洋人、怪我でリハビリ中の大橋海人の名前があ り、オートネーの3番目に新井洋人、4番目に大野修聖が控えている。
世界を目指しチャージを続ける彼らの活躍を期待しエールを送り続けたい! 頑張れ!日本!
ASPプライム「SATAエアライン・アゾレス・プロ」
http://www.aspworldtour.com/events/2014/mqs/1015/sata-airlines-azores-pro
ASP 3スターパンティン・クラシック・ガリシア・プロ
優勝:レオナルド・フィオラバンティ(ITA)
第2位:マルコ・ジョージ(URY)
第3位:カノア五十嵐(USA)、サンチァゴ・ムニーツ(ARG)
ASP 6-スター・パンティン・クラシック・ガリシア・プロ
優勝:シルヴァナ・リマ(BRA)
第2位:ブロンテ・マコーレー(AUS)
第3位:ポーリーン・アドゥ(FRA)、ローラ・エネバー(AUS)
オフィシャルサイトではライブ中継が行われていました。
http://www.aspworldtour.com/events/2014/mqs/1013/pantin-classic-galicia-pro/live
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