11月2日(日)、第1回くげぬまEASY伊東富士夫杯が、湘南・鵠沼海岸銅像前にて開催された。
朝は雨が降る予定ではあったものの、曇りでのスタートとなり、波はひざ〜もも前後といった小さいながらもコンテスト可能なコンディション。
混雑具合は世界で一番と思われる鵠沼海岸。夏の時期には、海水浴客にサーファーと大変賑わう。
鵠沼海岸からはプロサーファーも多数出ており、その鵠沼海岸のスーパーレジェンド伊東富士夫氏をタイトルとした第1回目という記念となる“くげぬまEASY伊東富士夫杯”の開催となり、総勢170名ものサーファーが参戦した。
特別ゲストとして、日本の男性俳優でありヒップホップMCもつとめ、そしてプロサーファーでもある多彩な才能を持つ真木蔵人氏と、80年代にJPSAチャンプに5回も輝き、85年に出場したパイプライン・マスターズでは並みいる猛者達を押しのけ、10位入賞という快挙をなし「日本にこの男あり」と世界に名を轟かした久我孝男プロ。
この二人の大物特別ゲストの参加もあり、大会はかなりの大盛り上がりを見せた。
大会参加者が170名というのは、鵠沼でも一番大きい大会とのこと。第1回目にしてこの盛り上がり。来年も大会を実施したということで、来年も目が話せない。
またこの大会のすごいところは選手たちのレベルがかなり高いということ。
全日本に出場している選手や、世界戦も参戦したことがある選手、そしてプロ資格をとっている選手とたくさんの鵠沼の海を愛するサーファーが参戦した。
大会でベストライディングショーをとったのは、去年に開催させていただいた創業20周年波伝説”Back to the beach”で優勝し、今大会でショートU-30を制した中川雅崇君。彼はファイナルで、オンショアのひざ〜もも前後のパワーのない難しい波で、掘れ上がりフェイスができる波を見つけ出し4アクションを決め、そしてなんと9.5pointを叩き出した。
このランディングを久我孝男プロは、「今のライディングは良かったですね!」と褒め、中川君自信も波に乗った後にガッツポーズを決めた。
副賞は、なんとバリ往復航空券!そしてバリ往復航空券は、優勝者3名に送られ、入賞商品もかなり豪華なものとなっており、スーパーレジェンド伊東富士夫氏の偉大さを物語った。
湘南を代表する選手たちの熱い戦いは見ごたえがあり、取材させていただいた私(YUKI☆)も大変有意義な一日とさせていただきました。毎年大会が開催されることを願っています。
大会結果
★ショートU-12
1位:GREEN:松原 渚生
2位:RED:進士 海理
3位:BLUE:鈴木 耀竣
4位:WHITE:小松 凛輝
★ショートU-15
1位:RED:藤沼佳太郎
2位:GREEN:鈴木 仁
3位:BLUE:石井 乃亜
4位:WHITE:軽部 太気
★ショートU-30
1位:RED :中川 雅崇
2位:BLUE:都築 百斗
3位:WHITE:山戸 涼間
4位:GREEN:富塚 俊介
★ショートOVER31
1位:WHITE:横川 勝信
2位:GREEN:石田 佳央
3位:RED:小崎 宗大
4位:BLUE:前田 秀敏
★ショートOVER45
1位:GREEN:磯部 康典
2位:WHITE:木戸 利治
3位:RED:久保田 あきひろ
4位:BLUE:間宮 謙二
★ショートウィメン
1位:GREEN:関口 海璃
2位:RED:鈴木 姫七
3位:BLUE:松田 詩野
4位:WHITE:石井 美織
★ロングメン
1位:BLUE:山田 励
2位:GREEN:池田 鋭斗
3位:RED:トクダ ジュン
4位:WHITE:井本 浩司
★ロングウィメン
1位:GREEN:森戸 泉
2位:BLUE:関口 海璃
3位:RED:中園 菊乃
4位:WHITE:福田 ひろみ