この冬、千葉北で快適にサーフィンするための最新ウェット事情
まだまだ残暑が続き、水温も高いこの季節。このままこんな日が続けばいいのに・・・と思ってしまいますが、現実は甘くありません。10月も後半になると一気に水温が下がり、寒く長い冬がやってきます。
そうなると、ウェットスーツの出番です。そろそろしまってあるウェットスーツを引っ張り出して、細かに点検したほうがいいかも知れません。劣化によって機能性が大分落ちてしまったウェットスーツでは、寒くてサーフィンどころではない、ということにもなりかねません。
もう何年も同じウェットスーツを使用しているという方は要注意です。
場合によってはウェットスーツの新調も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
ここ数年でウェットスーツの性能は飛躍的に向上しています。以前は「セミドライスーツ」と呼ばれる、表面が5mm厚の黒ラバー、裏地が起毛素材のウェットスーツが定番でしたが、最近ではより防寒性能の高いドライスーツや、薄手のラバーを使用して運動性能と防寒性能を両立させたセミドライスーツの登場で、ぐっと選択の幅が広がり、真冬の千葉北で驚くほど温かく快適にサーフィンできるようになっています。
ここでは最新のウェットスーツをタイプごとに解説していきますので、古いウェットスーツしか持っていない方はぜひトライしてみてください。
ドライスーツ(ブーツ一体型ウェットスーツ)
ウェットスーツの選択肢が広がったのは、なんといってもこのサーフィン用ドライスーツの商品化に拠るところが大きいでしょう。防水性能が極めて高く、冷たい海水が侵入してこないので、驚くことにサーフィン後も体がほとんど濡れません。
インナーシャツを着ることでウェットスーツ内の温度を調節できるのも特徴です。サーフィン前からインナーを着込んでおけばサーフィン前の着替えも寒い思いをせずに済みます。体がほとんど濡れないため、サーフィン中の体への負担が少なく、サーフィン後の着替えも比較的楽です。
そんなドライスーツにもいくつか短所があります。スーツ内に空気の層を作って保温するという特性上、その空気のせいで体を水の中に沈めづらい=ドルフィンスルーがしづらいのです。
頻繁にドルフィンスルーが必要となる「波が大きくオンショア」というようなコンディションにはあまり適さないかもしれません。また、防水性能を高めるために首回りがきつめになっているため、慣れていないと着脱に多少手こずるでしょう。
それから、ブーツと一体型になっているため、スーツ内で用を足すことができません。
ドライスーツが活躍するのは1月〜4月の、波が比較的落ち着いたコンディションの時と言えます。ゴムの耐久性も非常に良いものが多いので、首回りのメンテナンスをしっかりと行えば長持ちさせることも可能です。
発売当初から幾度となく改良が加えられ、今ではどのメーカーのドライスーツもかなり成熟した完成度を誇っています。決して安い買い物ではありませんが、一つ持っておくと、真冬の千葉北が怖くなくなりますよ!(詳しくはコチラhttp://goo.gl/SdHyiI)
セミドライスーツ
それでは、定番のセミドライはどのように進化をしているのでしょうか?最近のセミドライはドライスーツが生み出した高い防水性能のノウハウをうまく取り入れることによって、首回りからの浸水が極端に少なくなりました。
また裏地についても、起毛素材以外にセラミックやチタンなどを加工して貼付けるという最新テクノロジー素材の開発によって保温性能が飛躍的にアップしています。保温性能が上がったことにより、ゴム厚を5mmから4mm、3mmと薄くすることも可能になり、それがすなわち「軽く動きやすい」セミドライの実現につながっています。
肩が良く回るのでパドリングもスムーズになるでしょう。
いずれにせよ、千葉北で真冬にサーフィンをするのに必ず要るのは何はともあれセミドライ。どのようなタイプのセミドライを選択するのかは、ドライスーツを持つか持たないかによって大きく変わってくると言えるでしょう。
水温が極端に下がる1月2月頃はそもそもサーフィンをやらない人や、その時期は千葉南や湘南など比較的水の温かいエリアへ向かうという人はドライスーツを持つ必要はないかも知れません。
どんなタイプのウェットスーツが自分にピッタリなのか、まずはこちらのチェックリストであなたの冬のサーフィンスタイルを確認してみましょう。
□ 冬の間も、週1回もしくは2週間に1回サーフィンに行く。
□ 冬の間もサーフィンするのはほとんど千葉北エリアだ。
□ 寒さには強いほうだ。
□ 海に入っている間はじっとせず、忙しく動き回るほうだ。
□ 1ラウンドの時間は2時間以上だ。
□ サイズのある波が好きだ
Yesが3問以上の方
あなたは冬の間も真剣にサーフィンに取り組むタイプです。ドライスーツとセミドライを両方持って、状況によって使い分ければより快適にサーフィンができるでしょう。
ウェットスーツの使用頻度が高く運動量も多いので、セミドライスーツはプレミアム・ラインのものをオススメします。(詳しくはコチラhttp://goo.gl/DqCS2j)
Yesが3問未満の方
あなたは冬の間はそこそこサーフィンを楽しむタイプです。ウェットスーツの使用頻度はそれほど高くなく、運動量もほどほどなので、セミドライスーツはレギュラー・ラインをオススメします。(詳しくはコチラhttp://goo.gl/N36MuP)
HIC千葉ストアでは9月12日(土)〜27日(日)の間、「早期ウェットスーツ・オーダーフェア」を開催します。期間中オーダーしていただいたお客様には、取り扱いブランドの全モデルを表示価格から最大20%オフ致します。ぜひこの機会をご活用ください!(詳しくはコチラ)
HIC 千葉ストア
千葉県長生郡一宮町一宮10055
TEL : 0475-42-1522
FAX : 0475-42-1523
営業時間:9:00-18:00
年中無休
HIC HP http://www.hicsurf.co.jp/
HIC CHIBA & TOKYO STORE HP :http://store.hicsurf.co.jp/
facebook : http://www.facebook.com/hicjapan