トップ・アスリートたちがマラソン・デーを支配する! WSL QS 1,000、LT 1,000『Trump Hyuga Pro』開幕!

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World Surf League(WSL) Qualifying Series(QS) #29 – 1,000、Longboard Tour(LT) #7 – 1,000、Grommet U-12『Trump Hyuga Pro』:
宮崎県日向市小倉ヶ浜海岸:
Men’s QS 1,000 Round 1・Round 2、Men’s LT 1,000 Round 1 Heat 1-Heat 3:
2015年10月6日(火曜日):

「2015 WSL Japan Regional Tour」の後半戦となるWSL QS #29 – 1,000、LT #7 – 1,000、GrommetU-12『Trump Hyuga Pro』は、2015年10月9日(金曜日)~10月12日(月曜日・体育の日)までのウェイティング・ピリオド(開催期間)を設け、温暖な土地と波の宝庫として知られる宮崎県日向市にある日本を代表するサーフ・ゲレンデ「小倉ヶ浜海岸」において開催。

ウェイティング・ピリオド初日、オホーツク海へと遠ざかった台風23号が残したストロングな4~5ftのグランド・スウェルによって、Men’s QS #29 – 1,000のRound 1~2、そしてMen’s LT 1,000のRound 1までを終了。レンジの広いストロングな台風スウェルに加えて、アウトまでの長い距離とストロングなカレントによって、強烈なパドルアウトとビーチ・ランを強いられるタフなマラソン・デーの開幕初日を支配したのは、日本のトップ・アスリート・サーファーたちだった。

大野修聖(伊豆・日本)

大野修聖(伊豆・日本)

Men’s QS 1000ディビジョン、これまでに数々の日本サーフィン史上における歴史を切り開いてきたベテラン「大野修聖(伊豆・日本)」は、Round 2のヒート中にインターフェアランス(妨害)を犯して大きなペナルティを与えられた。しかし、そこから大野のスイッチは完全にオンとなり、凄まじいアンダー・ザ・リップからのフィン・フリー・アタックと、焼け付くようなパワー・ドリフトを魅せてエクセレント・スコアを記録し、インターフェアランスを犯しながらもトップでRound 3へと進出。

「海は大きく動いていて、自分のポジショニングが把握できず、かなり難しいタフなコンディションでした。ライトブレイクには良いスコアリング・ウェーブがあると思っていた中で、インターフェアを犯してしまい、もう迷わずフル・チャージするしかないと思いましたね。そして、あの8ポイントのライトブレイクをつかめてラッキーでした。」と、大野は語った。

新井洋人(横浜・日本)

新井洋人(横浜・日本)

現在、WSL世界ランキング94位の「新井洋人(横浜・日本)」は、世界のQSツアーをフォローする素晴しいインターナショナルなサーフィンを披露。フォアハンド、バックハンドでのソリッドなアタックを魅せた新井は、トップでRound 3へと進出。

「見た目以上に難しいタフなコンディションでしたけど、朝のロータイドより良いフェイスがありましたね。ボードはすごく調子良いので、この先も良いリズムをキープしながら良いサーフィンができるように心がけてがんばります。」と、新井は語った。

仲村拓久未(三重・日本)

仲村拓久未(三重・日本)

先月、千葉県の南房総千歳ポイントで開催されたWSL Junior Tour『Minami Boso Junior Pro』を制し、現在の「WSL Japan Regional QS Ranking」3位を走る「仲村拓久未(三重・日本)」は、素晴しいフォームでのフォアハンド・ハック、そしてバックハンド・ハックを連打し、エクセレント・スコアを記録してトップでRound 3へと進出。

「ライトブレイクのスコアリング・ウェーブがメインな中で、レフトブレイクのスコアリング・ウェーブもつかめて良かったです。きょうのボードは、先月に勝利した南房総でも使ったボードで、僕にとって最高に調子の良いマジック・ボードなんです。きょうの小倉ヶ浜のタフなコンディションにもバッチリ最高でした。」と、仲村は語った。

大橋海人(茅ヶ崎・日本)

大橋海人(茅ヶ崎・日本)

今シーズンの7月、ホーム湘南において開催されたMen’s QS 1,500「Murasaki Shonan Open」を準優勝でフィニッシュし、現在の「WSL Japan Regional Ranking」2位を走る「大橋海人(茅ヶ崎・日本)」は、小倉ヶ浜のタフなコンディションを完璧に支配した。コミットメントと難易度の高いワールド・レベルのコンビネーション・アプローチを魅せた大橋は、イベント初日のハイエスト・シングル・スコアとなる8.25ポイントを記録してRound 3へと進出。

「良い波ばかりで最高でした! きょうの小倉ヶ浜とのリズムも良くて、ヒート中は終始本当に楽しかったです。最近、ボードのインチを少し長めにセレクトし、よりラインやトラックを長く引き出せるように意識しています。」と、大橋は語った。

辻裕次郎(徳島・日本)

辻裕次郎(徳島・日本)

WSL Japan Regional Men’s QS開幕戦となった今シーズンの6月、ホーム四国で開催されたMen’s QS 1,000「Billabong Pro Shikoku」において、凄まじい12オクロック・アタックを連打して見事に勝利し、現在の「WSL Japan Regional QS Ranking」トップを走る「辻裕次郎(徳島・日本)」は、スピード、パワー、フローを兼ね備えた素晴しいボード・コントロールを魅せてトップでRound 3へと進出。

「良い波はあって自分のボードも調子良いのですが、まだ身体は小倉ヶ浜のコンディションに慣れていない感じですね。これから徐々に慣れて良いリズムで良い波をつかめるようになると思います。」と、辻は語った。

ルーカス・ガリード・レッカ(ペルー)

ルーカス・ガリード・レッカ(ペルー)

アヒナ・ネルソン(ハワイ)

アヒナ・ネルソン(ハワイ)

ボンガ・パーキンス(ハワイ)

ボンガ・パーキンス(ハワイ)

きょう初日の夕方、Men’s QS 1,000ディビジョンに続いて、Men’s LT 1,000ディビジョンがキックオフされ、Round 1のHeat 1~3までを終えた。そして、ペルーのワールド・ベスト・ロングボーダーである「ルーカス・ガリード・レッカ(ペルー)」、ハワイのワールド・ベスト・ロングボーダーである「アヒナ・ネルソン(ハワイ)」が、凄まじいバーティカルなボトム・トゥ・トップのアタックと流れるようなクラシック・ターンをコンビネーションさせて圧勝し、元世界チャンピオンである「ボンガ・パーキンス(ハワイ)」もRound 2へと勝ち上がり、日本の「桜岡甲太(千葉・日本)」も素晴しいエクセレント・スコアを記録してRound 2へと進出。

あすのイベントDay 2、ファースト・コールは午前7時。すべてのディビジョンがスタンバイとなる。
※World Surf League(WSL) Qualifying Series(QS) #29 – 1,000、Longboard Tour(LT) #7 – 1,000、Grommet U-12『Trump Hyuga Pro』は、下記スポンサー各位に感謝するとともに提供されます。

主催:
・小倉ヶ浜プロサーフィン大会実行委員会

特別協賛:
・TRUMP WETSUITS

協賛各社:
・株式会社あくがれ蒸留所
・アサヒ飲料株式会社
・GoPro
・Luliluli Bikinis
・波伝説
・G-SHOCK(カシオ計算機株式会社)
・黒木鉄工所
・MADSON of AMERICA

公認:
・World Surf League(WSL)

協力:
・日向市サーフィン連盟
・延岡市サーフィン連盟

後援:
・日向市
・日向市観光協会
・日向市商工会議所

開催地:
宮崎県日向市小倉ヶ浜海岸
※World Surf League(WSL) Qualifying Series(QS) #29 – 1,000、Longboard Tour(LT) #7 – 1,000、Grommet U-12『Trump Hyuga Pro』のライブ中継、公式結果、写真、ニュースなどの詳しい詳細については、以下のイベント公式ページよりご参照願います。

http://www.worldsurfleague.jp
※WSL World Tourについてのさらなる詳しい詳細については、WSLインターナショナルページからご参照願います:

http://www.worldsurfleague.com/
※WSLインターナショナル日本語訳記事と、WSL Japan Regional Tourについてのさらなる詳しい詳細については、「WSL Japan Regional」ページからご参照願います:

http://www.wsljapantour.com/

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