12日開催予定だった第一回洋之介メモリアルカップ葉山は、波のサイズが充分ではなかったため延期になったが、会場に集まった選手総勢10名で大会さながらの練習試合(Practical Session)が行われた。
コンテストは開催されなかったもの、当日会場にはプロサーファーやサーフィン界の重鎮やプロカメラマン、ギャラリーの方々など多くの人が集まった。
会場となる小磯の波、通称Yono Peakは頭半〜ダブル前後の波が来ていたが、ビッグウェーブコンテストとしてはサイズ不足と判断され、大会に相応しいビッグウェーブを迎えたときに、それに伴う危険をふまえ、よりミスの少ない運営を実践していくうえで招待選手と運営スタッフとの協力のもとに今回の練習試合(Practical Session)は行われた。
練習試合(Practical Session)に参加した選手たち
柄さん、田中宗豊、沼田裕一、中村竜、西山千草、佐藤和也、関本海渡、小川幸男、松岡慧斗、佐久間泰介
充分なサイズではないということで大会は延期されたが、小磯の波は頭半以上はあった。
いとも簡単にメイクしてしまう選手たちに見えるが、ここの波をメイクするには相当のスキルと今まで培った経験が必要である。
練習試合といえど、さすがはプロサーファーやレジェンドサーファー、セットの波をメイクしてはチューブインする選手、そしてスーパーレイトテイクオフでメイクしては、会場を湧かせていた。
テイクオフするすぐ先には岩もあり、ブレイクする真下にはリーフが広がっている。
葉山のレジェンドサーファーガラさんは、試合後以下のように語った。
今日はリーシュをして海に入ったが、リーシュがリーフに絡まって大変だった。
ここは本当に危なくて、リーシュがリーフに絡まると、そこでどでかいスープを何度も食らうはめになる。
本当に大きいときは、ノーリーシュで仲間と一緒に入り、もしワイプアウトしたときは、ボードを流したとしても仲間に助けてもらうのが一番いい。リーシュをしたままだと、リーフに絡んでしまったときは、本当に危険なんだ。
故佐久間洋之介を胸に、そのような波に向かっていき波をメイクする選手たち。。。とても熱い練習試合を見せてもらった。
ビッグウェーブがYono Peakに到来し、大会が実施されることを願っています!
洋之介メモリアルカップ
http://www.yonosuke-memorialcup.com/
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