11月8〜9日の2日間にかけて、 静岡県伊豆白浜海岸にて秋季全日本学生サーフィン選手権大会が開催された。
今回で第43回となる歴史ある大会だ。
我々は、我が国における学生サーフィン界を代表する団体として,学生サーフィンの普及及び振興を図り,もって学生の心身の健全な発達と我が国のスポーツの発展に寄与することを目的として、一般社団法人 日本学生サーフィン連盟(英語表記略称、NSSA)は設立された。
コンテスト会場となった白浜は北風が10m近く吹き、波のサイズ は、モモからセット腰といったコンディション。かなり寒く、オンショアの波で大会のコンディションとしてはいまいちではあったものの、学生たちは友人の応援をしてはみんなで盛り上がり、寒さなんて感じさせない熱い2日間となった。
MCは、なんとあの宇治田みのる氏!宇治田氏は日本で活動するDJ、音楽プロデューサー、店舗プロデューサー、サーファー、ラジオパーソナリティと多彩な才能の持ち主。そんな宇治田氏のMCで会場を盛り上げた!
この大会の面白いところは、現大学生の戦いだけなく、 OBも参戦し、大会を盛り上げる!
そして、OBの大学での順位も決めるのだ!
今回のNSSAの選手は180名ほど!
サーフィンは個人競技ではあるが、NSSAのコンテストは、大学でチームを組んでのパドルリレーや、入賞者にはポイントが与えられ大学での順位を決定するという団体戦の一面もある。
そして彼はRound1で、もも~腰前後のオンショアの力のない難しい波で、リエントリーとカットバックを組み合わせエクセレントスコアを叩き出し、ベストライディング賞も獲得した。これからの彼のますますの活躍が楽しみだ。
団体戦の結果は以下の通り。
団体戦
優勝:宮崎産業経営大学
準優勝:東海大学
3位:神奈川大学
結果は結果であるが、入賞できなかった選手たちも仲間たちとすばらしい思い出を作った大会となったようだ。
個人戦だけでなく、団体戦としてのチーム戦が色強いこの大会。
来年は春に千葉で春季大会が開催予定。一人でも多くの大学生に参加してもらい、青春の1ページを刻んで欲しい。。。と思わせてくれた大会だった。
たくさんの学生がサーフィンを楽しみ、仲間たちと共有している姿を見て、心が暖かくなった取材となりました。今後もこの大会が行われ、大きくなっていくことを期待しています。ありがとうございました!