プライア・ドス・ペスカドーレス、エリセイラ/ポルトガル(2016年1月7日 木曜日)4日連続で開催となったWSL-WJC「エリセイラ・ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ」は、セカンド・ロケーションであるプライア・ド ス・ペスカドーレスの 2~3フィートのコンディションで再開。本日はメンズはオフで、ウイメンズのクオーターファイナルまでが終了してベスト4が決定した。
地元ポルトガルの大声援を受けて、16歳のテレサ・ボンヴァロ(PRT)は、優勝候補の一人であったティア・ブランコ(USA)をクオーターファイナルで破り、セミファイナルへのファースト・チケットをつかみとった。
ボンヴァロは対戦者のプライオリティー下でグッド・ウェイブを手に入れ、7.33をスコア。その30分のヒートにおけるソリッドなリードをとった。更に終盤には7.93のエクセレントに近いスコアを叩き出し、勝利を固めた。
「昨年の自分の結果を更新する事が出来て本当にハッピーです。昨年はクォーターで破れたので、ここからのすべてがボーナスのようです」と、ボンヴァロが言った。
「このコンテストで優勝するために自分の最善を尽くす つもりです。そして、私は 波がファイナルに向けて良くなる事を期待しています。リベイラでやりたいですからね。ここから数日はメンズが行われると思うので、身体を休めたいと思います。」
ウイメンズ・ワールド・ジュニア・チャンピオンに君臨する17才のマヒナ・マエダ(HAW)は、WSLジュニア・タイトル防衛に一歩近付いた。勝ち上がったセミファイナルでは、昨年のクオーターファイナルのリマッチとなるボンヴァロと対戦となる。
前田マヒナは、スタートから圧倒的なサーフィンでハイスコアをマーク。エクセレントなバックアップを見つけるために辛抱強く波を待ち、15.83のヒートスコアを叩き出した。
「私は100%を感じていなかったのですが、絶対にファイナル・デイまで残り、リベイ ラで再びサーフしたかったのです。」と、マエダが言った。「激しいヒートでした。カミラ(カミラ・ケンプ(PRT))は本当に優秀なサーファーで、彼女は 一年で凄く成長していましたね。彼女がこのイベントのダーク・ホースだと思っていました。」
また、激しい戦いとなったクオーターファイナルの第3ヒートでは、17才のダッ クス・マギル(HAW)と18才のホリー・ウォン(AUS)が激突。エクセレントな8.43をスコアしたマギルに対して、ホリー・ウォンは、パーフェクト に近い9.50を含む、17.53というイベント最高得点をマークして勝ち上がった。
そして、イザベラ・ニコルズ(AUS)がペルーのメラニー・ジュンタを下して、4つ目のスポットを手に入れた。
明日メンズが再開されれば、ラウンド2ではヒート1に森友二、ヒート7に都築百斗、ヒート9に安井拓海、ヒート15に稲葉玲王、ヒート16に渡辺寛が登場する。頑張れ!日本!
ネクストコールは現地時間の7時45分、日本時間の16時45分。
今回もサーフメディアでは現地から最新情報をお伝えしますのでお楽しみに。
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オフィシャルサイト:
※ WJC日本代表
Men’s Pro Jr (U-20) /大原洋人、新井洋人、稲葉玲王、都筑百斗、渡辺寛、森友二、安井拓海(ワイルドカード)
Women’s Pro Jr (U-20) / 須田那月、川合美乃里
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2015年 日本代表選手プロフィール
http://www.jrpro-jpn.com/2012/competitor/
アップカミング・エリセイラ・ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ・ウイメンズのセミファイナル組合せ:
SF 1:テレサ・ボンヴァロ(PRT)対マヒナ・マエダ(HAW)
SF 2:ホリー・ウォン(AUS)対イザベラ・ニコルズ(AUS)
エリセイラ・ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ・ウイメンズのクオーターファイナル結果:
QF 1:テレサ・ボンヴァロ(PRT)15.26 def.ティア・ブランコ(USA)9.60
QF 2:マヒナ・マエダ(HAW)15.83 def.カミラ・ケンプ(PRT)11.33
QF 3:ホリー・ウォン(AUS)17.53 def.ダックス・マギル(HAW)16.10
QF 4:イザベラ・ニコルズ(AUS)14.66 def.メラニー・ジュンタ(PER)12.43
エリセイラ・ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ・ウイメンズRD4結果:
ヒート1:テレサ・ボンヴァロ(PRT)14.50 def.ブリッサ・ヘネシー(HAW)13.26
ヒート2:カミラ・ケンプ(PRT)12.67 def.ジュリエット・ブライス(FRA)10.60
ヒート3:ホリー・ウォン(AUS)15.24 def.キャロル・ヘンリーク(PRT)13.77
ヒート4:メラニー・ジュンタ(PER)13.50 def.チェルシー・トアーシュ(BRB)8.67
エリセイラ・ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ・ウイメンズRD3結果:
ヒート3:ダックス・マギル(HAW)10.00、キャロル・ヘンリーク(PRT)6.97、チェルシー・トアーシュ(BRB)5.57
ヒート4:イザベラ・ニコルズ(AUS)11.34、メラニー・ジュンタ(PER)7.76、ホリー・ウォン(AUS)6.23
アップカミング・エリセイラ・ワールド・ジュニア・チャンピオンシップ・メンズRD2組合せ:
ヒート1:デイヴィッド・シルヴァ(BRA)対 森友二(JPN)
ヒート2:ノエ・マー・マクゴナグル(CRI)対 ジュニーロ・ウシア(PER)
ヒート3:ノミ・ミニョ(FRA)対 ベヴァン・ウィリス(ZAF)
ヒート4:ルーカス・シルベイラ(BRA)対 アディン・メイセンキャンプ(ZAF)
ヒート5:ビクター・ベルナルド(BRA)対 シェーン・サイクス(ZAF)
ヒート6:ノア・シュワイツァー(USA)対 ジョーダン・マーリイ(ZAF)
ヒート7:カラニ・デビッド(HAW)対 都築百斗(JPN)
ヒート8:セス・モニーツ(HAW)対 ハリー・ブライアント(AUS)
ヒート9:安井拓海(JPN)対 チャーリー・キュヴョーン(FRA)
ヒート10:ミヒマナ・ブレイ(PYF)対 アロンゾ・コレア(PER)
ヒート11:グリフィン・カラピント(USA)対 ダニエル・グレン(USA)
ヒート12:パーカー・コフィン(USA)対カイ・ヒング(AUS)
ヒート13:ベンジ・ブランド(HAW)対 イライジャ・ゲート(HAW)
ヒート14:ネルソン・クローラック(FRA)対 イマイカラニ・デヴォルト(HAW)
ヒート15:稲葉玲王(JPN)対 ルアン・ウッド(BRA)
ヒート16:ゲイティン・デラヘイ(GLP)対 渡辺寛(JPN)