WSL-CT第7戦「ビラボン・プロ・タヒチ」が再開され、R3とR4が終了。CJがパーフェクト10をスコア。

SURFMEDIA

SURFMEDIA
SURFMEDIA(サーフメディア)は国内外の最新サーフニュースを発信。サーファー、コンペティション、ファッション、インダストリー、メディア事情など、多彩な角度からホットなニュースをグローバルな視点で提供しています。

コンペティション初のパーフェクト10をスコアしたCJ IMAGE CREDIT: WSL / Robertson

 

 

チョープー、タヒチ(月曜日、2015年8月24日)2015年サムスン・ギャ ラクシー・ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)第7戦「ビラボン・プロ・タヒチ」は、6日連続のレイデーを経て再開。 危険なコンディションでラウンド3とラウンド4が終了した。

 

すでに4 人のサーファーはクオーターファイナル進出を決め、明日のファイナルデイを待つ。その4人の中の一人となったオーウェン・ライト(AUS)。彼は、フリー ペ・トリード(BRA)、カイ・オットン(AUS)とのラウンド4でヒート唯一のエクセレントスコア8.17をマークして勝ち上がった。

 

 

オーウェン・ライト(AUS)IMAGE CREDIT: © WSL / Cestari

 

「ジェレミー(フローレス)から今朝、このコンディションが本当に危険であると聞いて、僕はそれを実感しましたね。」と、ライトが言った。「とてもシャローで、テイクオフするたびにリーフを見ました。波をメイクすることがかなり重要で、あのヒートを本当に楽しみましたよ。」

 

 

ガブリエル・メディーナ(BRA)IMAGE CREDIT: © WSL / Cestari

 

 

ワイルドカードのブルーノ・サントス(BRA)は、ラウンド4のヒート2でエクセレントな9-ポイント・ライドをスコアして、WSLチャンピオンに君臨するディフェンディング・イベント勝利者のガブリエル・メディーナ(BRA)にプレッシャーを与えた。

 

しかし、メディーナは、その日最大のバレルを見つけ、パーフェクトに近い9.97で反撃。バックアップ7.67を見つけてクオーターファイナル進出を決めた。

 

「タフなヒートになるのは分かっていました。特にブルーノ(サントス)は厳しかった。」と、メディーナが言った。「9.97は本当に素晴しかったですが、最後にブルーノに追い付かれると感じていました。次のラウンドに勝ち上がれて最高です。」

 

 

ケリー・スレーター(USA)IMAGE CREDIT: © WSL / Cestari

 

 

その本日のファイナル・ヒートは、11-タイムWSLチャンピオンで4-タイ ム・イベント勝利者のケリー・スレーター(USA)がジェレミー・フローレス(FRA)とC.Jホブグッド(USA)対戦。スレーターが終了間際の土壇場 で、エクセレントな9.77をスコアして、クオーターファイナル進出を決めた。

 

 

 

 

また、CJホブグッドは、コンペティションの初のパーフェクト10をスコア。ジープ・リーダーボード3位のジュリアン・ウィルソン(AUS)を下す番狂わせを引き起こした。2004年のイベント勝利者であるホブグッドは、不可能なバレルの出口を見つけ出した。

 

「ラインナップは、いくつかの理由でとてもタフだった」と、ホブグッドが言っ た。「波が来たときでも、どれが良い波かはわからなかった。スウェルはカミングアップしている。ディープなテイクオフが求められるよ。勝ち負けは気にしな かった。チョープーでパーフェクト10をスコア出来たんだからね。」

 

明日はいよいよファイナルデイ。イベント主催者は、明日の午前7時にファーストコールする。

現地時間の 早朝7時は、日本時間の深夜2時です。

 

関連記事:

WSL-CT第7戦「ビラボン・プロ・タヒチ」ラウンド2が終了。メディーナR2をリカバー。

WSL-CT「ビラボン・プロ・タヒチ」ファニングは Jベイの鮫アタック後、初ヒートで勝利

WSL-CT第7戦「ビラボン・プロ・タヒチ」は日本時間で今夜からウエイティング期間開始

WSL-CT第7戦「ビラボン・プロ・タヒチ」開幕を前にトライアル開催。ワイルドカード決定

オフィシャルサイトはこちら。

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1267/billabong-pro-tahiti

 

 

 

ビラボン・プロ・タヒチ・ラウンド3結果:
ヒート1:フリーペ・トリード(BRA)16.97 def.ブレット・シンプソン(USA)12.50
ヒート2:カイ・オットン(AUS)13.13 def.ビード・ダービッジ(AUS)12.00
ヒート3:オーウェン・ライト(AUS)18.23 def.ダスティー・ペイン(HAW)15.70
ヒート4:イタロ・フェレイラ(BRA)16.10 def.ジャドソン・アンドレ(BRA)9.83
ヒート5:ガブリエル・メディーナ(HAW)19.00 def.ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)18.84
ヒート6:ブルーノ・サントス(BRA)16.20 def.エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)13.70
ヒート7:アリツ・アランブルー(ESP)15.17 def.ミック・ファニング(AUS)6.67
ヒート8:ウィゴリー・ダンタス(BRA)16.83 def.マット・ウィルキンソン(AUS)8.66
ヒート9:ジョシュ・カー(AUS)15.80 def.エイドリアン・バカン(AUS)13.67
ヒート10:ケリー・スレーター(USA)14.06 def.セバスチャン・ジーツ(HAW)13.33
ヒート11:ジェレミー・フローレス(FRA)18.87 def.ジョエル・パーキンソン(AUS)14.60
ヒート12:C.Jホブグッド(USA)13.60 def.ジュリアン・ウィルソン(AUS)9.50

 

ビラボン・プロ・タヒチ:ラウンド4
ヒート1:オーウェン・ライト(AUS)14.84、フリーペ・トリード(BRA)13.06、カイ・オットン(AUS)12.70
ヒート2:ブリエル・メディーナ(HAW)17.64、イタロ・フェレイラ(BRA)17.10、ブルーノ・サントス(BRA)6.84
ヒート3:ジョシュ・カー(AUS)13.20、アリツ・アランブルー(ESP)11.43、ウィゴリー・ダンタス(BRA)6.40
ヒート4:ケリー・スレーター(USA)16.60、ジェレミー・フローレス(FRA)14.66、C.Jホブグッド(USA)8.30

 

ビラボン・プロ・タヒチ:ラウンド5マッチアップ
ヒート1:フリーペ・トリード(BRA)対イタロ・フェレイラ(BRA)
ヒート2:ブルーノ・サントス(BRA)対カイ・オットン(AUS)
ヒート3:アリツ・アランブルー(ESP)対C.Jホブグッド(USA)
ヒート4:ジェレミー・フローレス(FRA)対ウィゴリー・ダンタス(BRA)

最近の記事

関連する記事