WSL『BILLABONG PRO SHIKOKU』、Day 2はホームサーファーたちがチャージする!

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World Surf League(WSL) Qualifying Series(QS) 1,000×JPSA『BILLABONG PRO SHIKOKU』Supported by PLAYAR RESORT:
Men’s Round of 96、Women’s Round 32:
高知県安芸郡東洋町/生見海岸:

2015年6月3日(水曜日)~6月7日(日曜日)までのウェイティング・ピリオド(開催期間)を設け、WSL QS 1,000×JPSA『BILLABONG PRO SHIKOKU』Supported by PLAYAR RESORTが開幕。このイベントは、日本サーフィン史上初となる「WSL」と「JPSA」がタッグを組む「co-sanction event」として認可され、2015シーズンの「WSL世界ランキング」、「WSL日本リージョナル・ランキング」、「JPSAランキング」の3つの異なったランキングのポイントを取得することができるビッグ・イベントである。

イベントDay 2、初日と同様にスモールレンジながらも形の良い腰~腹サイズの「生見海岸」において、Men’sディビジョンのRound of 96 Heat 1~16、そしてWomen’sディビジョンのRound of 32 Heat 1~8までを終え、日本人のホームサーファーたちが素晴らしいチャージを披露した。

オープニング・ゲームとなったMen’sディビジョンHeat 1、ホームのヤングジェネレーションである「安土丈(日本)」は、ヒート序盤から素晴らしい勢いを魅せた。スピードとフローを兼ね備えたスナップ、ラップ・カーヴ、そしてクローズアウト・リエントリーをコンビネーションさせた安土は、ヒート・トータル13.00ポイントをスコアし、JPSAライセンス公認規定となる12.00ポイントを見事にクリアしてRound of 32へと進出。

「目の前の波に思いっきりアクションすることだけを考えていたので、JPSAライセンスのことは頭にありませんでしたが、いつもサーフィンしている生見で結果が出せたことはすごく嬉しいです!」と、安土は語った。「今は、次のヒートも思いっきりサーフィンしてラウンドアップできるようにがんばることだけを考えています。」と、安土は続けて語った。

Heat 2、きのうの初戦Round of 128から登場しているホームサーファーであり、世界の舞台でも戦うワールド・サーファー「辻裕次郎(日本)」は、ギアを1つ上げて素晴らしいスキルを披露。ヒート中盤までミッドレンジ・スコアのリードで迎えた辻は、ヒート後半に入ってインサイドのリフォームしていくスコアリング・フェイスを見つけ、ワンリズムによるラディカルなボトム・トゥ・トップでのバックハンド・アタックを連打してエクセレントな8.00ポイントをスコア。生見海岸をホームに持つワールド・サーファーの辻は、最終的ヒート・トータル13.50ポイントをスコアし、2位以下をコンボ(コンビネーションシチュエーション)に追い込む圧倒的なスキルを魅せてRound of 64へと進出。

「ホームだからと言うプレッシャーは感じていません。反対に、ホームだからこそサーフィンを楽しめていますね。」と、辻は語った。「JPSAツアーでは、昨シーズンのグランド・チャンピオンとして追われる立場なのかも知れませんが、WSLのワールド・ツアーでは、今シーズンはシードもなくて追う立場なので、目の前のヒート1つ1つ自分自身を成長させることを第1に考えています。」と、辻は続けて語った。

Heat 3、アップカミングなヤングジェネレーションである「黒川カイト(日本)」は、挑戦者としての素晴らしい姿勢でのヒート・アタックを披露して見事にRound of 32へ進出すると同時に、ヒート・トータル13.50ポイントを記録してJPSA公認ライセンスの資格をも手に入れた。

「最高に嬉しいです!」と、黒川は語った。「尊敬する脇田さん(脇田貴之プロ)とヒートを戦えるだけで嬉しかったのに、ヒートに勝利することができて、さらにはJPSAライセンスの資格までゲットできて最高にハッピーです!」と、黒川は続けて語った。

Heat 13、関西を代表する3兄弟ホームサーファーの長男「西修司(日本)」は、素晴らしいスキルにローカルナレッジ(地元の特徴)をプラスし、素晴らしいソリッドなバックハンド・サーフィンを披露してRound of 64へと進出。

「地元の海は最高に落ち着いて楽しくサーフィンできますね。」と、西は語った。「生見ではさまざまなコンディションでサーフィンしているので、何のプレッシャーも感じずに本当に楽しくサーフィンできるんです! まだまだ先は長いですが、この先もヒートを楽しみながらさらなる上を目指してがんばります。」と、西は続けて語った。

きょうの午後、ハイタイドに向けてコンディションが回復に向かう夕方にかけてキックオフされたWomen’s Round of 32。Men’sのホームサーファーの活躍に次いで、Women’sのホームサーファーである「谷口絵理菜(日本)」も素晴らしいスキルとタクティクスを披露してRound of 16へと進出。

「ホームでのプレッシャーは感じていませんが、久しぶりの試合なのでヒート感を確かめながら、1つ1つの波を大切にしようと心がけていました。」と、谷口は語った。「JPSAツアーでは、昨シーズンは4位でフィニッシュ。そして、今シーズンは7戦あるうちの初戦を5位でスタートを切っているので、良いモチベーションをキープしつつ後半戦に向けてピーク(モチベーションの)を持って行けるようなメンタル作りを心がけます。」と、谷口は続けて語った。

イベントDay 2において、その他の際だったサーファーは、「大澤伸幸(日本)」、「児玉凉(日本)」、「塚本勇太(日本)」、「河谷佐助(日本)」、「Jackson Baker(オーストラリア)」などのサーファーである。

※2015 WSL QS 1,000、JPSA #2 co-sanction『BILLABONG PRO SHIKOKU』Supported by PLAYAR RESORTのライブ中継、公式結果、写真、ニュースなどの詳しい詳細については、以下のページからご参照願います:

WSL Japan Regional:
http://www.worldsurfleague.jp/

※WSLワールド・ツアーについてのさらなる詳しい詳細については、WSLインターナショナルページからご参照願います:
http://www.worldsurfleague.com/

※WSLインターナショナル日本語訳記事と、WSLジャパンツアーについてのさらなる詳しい詳細については、「WSL Japan Regional」ページからご参照願います:
http://www.wsljapantour.com/

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