トリプルクラウン第2戦「VANSワールド・カップ」ビッグサンセットでトップシード登場

SURFMEDIA

SURFMEDIA
SURFMEDIA(サーフメディア)は国内外の最新サーフニュースを発信。サーファー、コンペティション、ファッション、インダストリー、メディア事情など、多彩な角度からホットなニュースをグローバルな視点で提供しています。

ミシェル・ボレーズ(PYF)© WSL/Kirstin

 

2015年12月2日 ― サンセット・ビーチ、ノースショア、オアフ ―VANSトリプルクラウン第2戦「VANSワールド・カップ・オブ・サーフィン」は大会3日目。一気にサイズアップしたサンセットビーチで、昨年の VANSワールド・カップ・チャンピオンであるミシェル・ボレーズ(PYF)は、2015VANSトリプルクラウンのハイエスト・ヒート・トータル 18.60をメイクした。

 

もう一つの強烈なパフォーマンスはオーストラリアのジャック・フリーストーンによってメイクされた。フリーストーンはインプレッシブな10-ポイント・バレルとビッグなフィニッシュ・マニューバーで、シリーズ初のパーフェクト・ウェイブ・スコアを叩き出した。

 

 

ボレーズは、マット・ウィルキンソン(AUS)、ミゲール・トゥデラ (PER)、ビノ・ロペス(BRA)に対して、9.00と9.60の 2つのインプレッシブ・スコアでヒートを支配した。彼はこのパフォーマンスを10年前に他界した、チョープー・チャージャのマリク・ジョワイユに捧げた。

 

 

ジャック・フリーストーン IMAGE CREDIT: WSL / Masurel

 

 

 

また、10-ポイント・バレル・ライドをスコアしたフリーストーンは、 17.67のコンバイン・ウェイブ・スコアをマーク。サンセット・スペシャリストのメイソン・ホー(HAW)、アリツ・アランブルー(ESP)、ナット・ ヤング(USA)を抑えてトップでネクスト・ラウンドへ勝ち上がった。

 

「特にサンセットがこのようなコンディションのとき、このような波を手に入れるのが本当に難しいです」と、彼のパーフェクト10に関してフリーストーンが言った。

 

「僕はあのポジションにいてラッキーだった 。僕はナットとアリツの下にいて、彼らはそれさえ見えなかった。僕はその波に急降下。パーフェクトなシェープの波でした。」

 

 

ガブリエル・メディーナ(BRA)© WSL/Kirstin

 

 

ヒート終了間際、第4位と窮地に追い込まれていたカレント・ワールド・チャンピ オン・ガブリエル・メディーナ(BRA)。ホーン寸前に目紛しく順位が入れ替わり、デイヴィッド・シルヴァ(BRA)は1位へ。ラストウェイブで無重力フ ローターをメイクして、2位に滑り込み、ライアン・キャリナン(AUS)とコナー・オリアリー(AUS)は惜しくもここで敗退となった。

 

「あの最後の1本を手に入れられた僕はラッキーでした。」と、メディーナが言っ た。「 僕が6ポイントぐらいが必要なのは分かっていました。でも何も聞こえなかった。2つのターンをして、フローターをしなければならなかった。それはタフなフ ローターで、ランディングのとき、それはエアのように感じました。それをメイク出来てスコアも手に入れて最高でしたよ。」

 

Dane Reynolds (C) WSL/Kirstin

 

チャンピオンシップ・ツアー・リーダーのミック・ファニング(AUS)と、フリーサーファーのデーン・レイノルズ(USA)もラウンドアップ。

 

大原洋人は、ラウンド3ヒート2で、ジョン・ジョン・フローレンスHAW、コロヘ・アンディーノUSA 、ベンジ・ブランドと対戦するも、思うような波を掴めず4位敗退。QSランク11位のコナー・オリアリーもラウンドアップ出来ず、今シーズンの戦いを終えた。

 

主催者は明日、更なるビッグサーフでファイナルデイとなる事を期待している。ネクストコールは現地時間午前7時。

 

 

関連記事:

クラシカル・コンディションのサンセットでVANSワールド・カップR2再開

トリッキーなサンセットで「VANSワールド・カップ」がついに開幕。大原洋人が好発進

 

オフィシャルサイトではヒートアナライザーでヒート毎に再生可能なので要チェック。

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mqs/1316/vans-world-cup

http://www.vanstriplecrownofsurfing.com/vansworldcupofsurfing2015

最近の記事

関連する記事