真のサーファーとは何でしょう?下半身不随になった女性にサーフィンの感動をもう一度与えた青年がいます。
今回紹介する動画は、人の暖かさと、サーフィンの素晴らしさを教えてくれる感動のドキュメンタリー。
パスカル・オノレ(Pascale Honore 当時50歳)はサーフィンを愛する女性で毎日のように海でのサーフィンライフを満喫していました。しかし18年前に自動車同士の事故により脊髄を損傷。下半身麻痺になってしまい、車いす生活を余儀なくされたパスカルはこれまでのサーフィンライフを全て失ってしまいました。
そんな彼女に「もう一度サーフィンの感動を味わってほしい」という想いから立ち上がったのがタイロン・スワン(Tylon Swan 当時23歳)という青年でした。彼はパスカルのサーファー仲間の息子で、タイロンもまた波乗りを愛する生粋のサーファー。
タイロンは「パスカルを背負ってダクトテープで固定し、サーフィンに挑む」ことを思いつきます。彼はパスカルの体重と同程度の重量のあるバックパックを背負いトレーニングに励み、来るべきチャレンジの日に備えました。
そしてタイロンはパスカルと南オーストラリア州の海でサーフセッションを行います。
真のサーファーとは何か?人にこんな素敵な笑顔を与えることのできるサーファーが真のサーファーではないでしょうか。
Duct Tape Surfing from Mark Tipple on Vimeo.
アフガニスタンで任務遂行中に四肢のうち3本の手足を失いながらも、サーフィンと出会い生きる歓びを見出した元英国陸軍兵士が披露した見事なサーフムービーも必見です。日々サーフィンができる、サーフィンと携われる喜びを大切にしたいですね!