過去のウラナミでサーフボードのリペアについて書きましたが、今回はウエットスーツのリペアです。
冬用セミドライのウエットスーツに穴が開いてしまいました。
ジャージ部分と、ラバー部分と、両方です。
まだ買ったばかりの時にラバーの部分が切れてしまった事があり、お店に修理をお願いした時の仕上がりを参考に、今回は自分でチャレンジしてみることにしました。
まず必要なものを揃えました。
ウエットスーツのジャージ生地、ラバー生地、ウエットボンド。そして、初めて購入してみた『メルコテープ』と『メルコシート』。
メルコテープ(シート)とは、黒い生地の裏側に最初から接着剤が付いているもので、アイロンの熱を使って接着する素材です。
ウエットボンドでつなぎ合わせたり糸で縫ったりした部分の生地を補強したり、内側の直接肌に触れる部分を保護したりするのに良いスグレものなのです。
後は、家にあるアイロンと裁縫道具。これで準備OKです。
破けてしまった部分を少し大きめにカットして、穴と同じ型紙を作りウェット生地で全く同じものを作ります。
穴の縁と生地の縁と両方にウエットボンドを塗り、しっかり乾かしてから圧着します。
これだけでも大丈夫ですが、さらに丈夫にしたいので裏側から針と糸で浅く縫い、縫った部分に『メルコテープ』を貼りました。
色々とコツがありますが、何とか出来ました。……けっこう難しかったです。
ウエットはシーズンが終わるごとに修理が必要な箇所をチェックして、正規の所でメンテナンスをすると長く着られて良いと思います。
ちょっと古くなってしまったウエットがあったら、捨てる前に直してみるのもいいかな、と思ってチャレンジしてみました。