こんにちは、上條将美です。
梅雨空が続く今日この頃、皆さんどうお過ごしですか。
さて、今回のウラナミでは先日フィジーのタバルアで行われた「Fiji Women’s Pro」を紹介したいと思います。
ここ数年、日本では草食男子という言葉がすっかり定着し、男子の弱体化が当たり前のようになっていますが、その分、女子の活躍が目立っていますね。
ASPから変わったWSLツアーでも女子のレベルアップは凄まじいものがあります。
10~20年くらい前、まだ日本でASPの大会が行われていたころ、男子と女子のレベルの差は非常に大きく、女子のラウンドが始まるとギャラリーは食事に行ったり、海に入ったりしていましたが、今は全く遜色がなく、ライブ中継を見ていても退屈することもなく、むしろ驚かされることが多々あります。
特に今回のタバルアの試合は波のサイズがあったことで、今の女子のレベルがより現れたと思います。
リッピングは掘れたエグイところを攻め、カービングはパワフルで男子顔負けのスプレーを飛ばし、クローズアウトチューブにも臆することなく突っ込んでいきます。
おそらく、女子のトップ選手であれば、男子のヒートに出てもある程度は勝ち上がると思います。
下記のURLからぜひ大会のビデオを見てください。
時間のない方は各ラウンドの9ポイントライドだけでもチェックしてみてください。
「スゲー」と言わずにはいられないと思います。
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/wct/1235/fiji-womens-pro