セノッス/ホセゴー/カップブルトン、ランド、アキテーヌ/フランス(日曜日、 2015年10月11日)WSL-CT第9戦「クイックシルバー&ロキシー・プロ・フランス」は大会3日目。パンピング・コンディションでコンテストは再 開。男女ともクオーターファイナルを戦うベスト8が決定した。
世界最高峰のサーファーたちのパフォーマンスを見ようと、多くのギャラリーは、波打ち際までビーチを埋め尽くした。
WSLチャンピオンに君臨するガブリエル・メディーナ(BRA)は、ラウンド4において、信じ難い高さのノー・グラブ・フル・ローテーションで、メンズ・イベント初のパーフェクト10ポイント・ライドをスコアした。
更にメディーナは、リスクの高いバーティカル・バックハンド・ハックで、2本の 9ポイント・ライドでバックアップ。2位以下の選手をコンビネーション・シチュエーションに追い込んだ。2011年のクイックシルバー・プロ・フランス勝 利者であるメディーナは、パンピング・コンディションで、誰にも止められない感じだ。
「ウィルコとオーウェンとフリーサーフィンをしているように感じました。僕たちは同じチームなので、同じところにステイして、いつもこんな感じ一緒にサーフィンしているんです。最高でした。楽しいヒートでしたね。」と、メディーナが言った。
「これは、自分がこれまでにメイクした中でも、最大のエアだったかもしれないですね。クオーターファイナル進出は嬉しいです。シーズン前半は結構負けていました。いまはワールド・タイトルの事も考えず、リラックスして、楽しんでサーフィンしています。」
イベントが再開するとき、飛ぶ鳥を落とす勢いのブラジリアンは、非常に待ち望まれたスーパーヒートで、昨年のイベント・チャンピオン・ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)と対戦する。
ジュリアン・ウィルソン(AUS)IMAGE CREDIT: WSL / Poullenot
カレントWSL No.5のジュリアン・ウィルソン(AUS)は、タヒチとトラッスルズでの納得できない13位という結果に終止符を打つため、ラウンド4を支配した。ウィ ルソンは、提供されたグラッシー・キャンバスで、そのキャパシティ・ギャラリーをエアリアル・マニューバーとカーヴィングで楽しませた。
「波は最高にファンですね。我々のヒートの前に、潮が動いて徐々に素晴らしいシェイプになって来たんです。」と、ウィルソンが言った。
「ミディアム・サイズの波が確かにベストでしたが、ビッグセットでも、 ビッグなセクションがインサイドでリフォームすることを知っていれば、充分に選択肢の中に入るもので、そこにはチャンスがたくさんありました。」
ミック・ファニング(AUS)IMAGE CREDIT: WSL / Poullenot
3-タイムWSLチャンピオンのミック・ファニング(AUS)は、彼のシグネチャー・パワー・カーヴィングを爆発させ、2つのエクセレント・スコアを達成し、前人未到の5度目のイベント・タイトル獲得に一歩近付いた。
「自分のサーフィンが少しづつ良くなっている感じがする。」と、ファニングが 言った。「ファイナルデイにピークに達し、更に最高のパフォーマンスが出来れば良いね。たとえ、ストレスが多くてもビッグ・マッチアップが好きなんる。精 神的に良い考え方をキープさせてくれるからね。」
ウイメンズでは、ジョアン・デフェイ(FRA)がクォーターファイナルのチケットを最初にゲット。ディフェンディング・イベント・チャンピオンのタイラー・ライト(AUS)とセージ・エリクソン(USA)をラウンド4に追いやった。
ココ・ホー(HAW)も、ラウンド3でカレント・ジープ・リーダーボード第1位のポジションにいるコートニー・コンローグ(USA)と6-タイムWSLチャンピオンのステファニー・ギルモア(AUS)を抑え、クオーターファイルへダイレクトに勝ち上がった。
カリッサ・ムーア(HAW)IMAGE CREDIT: WSL / Poullenot
一方で、ジープ・リーダーボードのトップを独走するコンローグが、ラウンド4でタイラー・ライトに敗退。そしてランキング2位のカリッサ・ムーア(HAW)がクオーターファイナル進出を決め、ワールド・タイトル・レースを最終戦が行われるハワイに持ち越すこととなった。更に、ムーアはこのフランスでセミファイナル進出でコートニーを逆転してトップに躍り出る事が出来る。
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オフィシャルサイト
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1302/quiksilver-pro-france
クイックシルバー・プロ・フランス・クオーターファイナル・マッチアップ:
QF 1:ジュリアン・ウィルソン(AUS)対イタロ・フェレイラ(BRA)
QF 2:ミック・ファニング(AUS)対ビード・ダービッジ(AUS)
QF 3:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対オーウェン・ライト(AUS)
QF 4:ガブリエル・メディーナ(BRA)対ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)
クイックシルバー・プロ・フランス・ラウンド5結果:
ヒート1:イタロ・フェレイラ(BRA)16.23 def.ジャドソン・アンドレ(BRA)15.07
ヒート2:ビード・ダービッジ(AUS)18.30 def.コロヘ・アンディーノ(USA)10.20
ヒート3:オーウェン・ライト(AUS)18.50 def.ジェレミー・フローレス(FRA)16.17
ヒート4:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)16.80 def.マット・ウィルキンソン(AUS)14.87
クイックシルバー・プロ・フランス:ラウンド4の結果
ヒート1:ジュリアン・ウィルソン(AUS)17.37、ジャドソン・アンドレ(BRA)12.93、コロヘ・アンディーノ(USA)10.47
ヒート2:ミック・ファニング(AUS)16.67、ビード・ダービッジ(AUS)15.43、イタロ・フェレイラ(BRA)13.73
ヒート3:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)18.50、ジェレミー・フローレス(FRA)14.00、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)13.37
ヒート4:ガブリエル・メディーナ(BRA)19.83、マット・ウィルキンソン(AUS)16.00、オーウェン・ライト(AUS)15.56
ロキシー・プロ・フランス・クオーターファイナル・マッチアップ:
QF 1:ジョアン・デフェイ(FRA)対タイラー・ライト(AUS)
QF 2:ココ・ホー(HAW)対セージ・エリクソン(USA)
QF 3:カリッサ・ムーア(HAW)対ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)
QF 4:タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)対サリー・フィッツギボンズ(AUS)
ロキシー・プロ・フランス:ラウンド4の結果
ヒート1:タイラー・ライト(AUS)14.90 def.コートニー・コンローグ(USA)14.60
ヒート2:セージ・エリクソン(USA)14.27 def.ステファニー・ギルモア(AUS)13.54
ヒート3:ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)13.17 def.ディミティ・ストイル(AUS)8.50
ヒート4:サリー・フィッツギボンズ(AUS)14.50 def.アレッサ・クイゾン(HAW)14.27
ロキシー・プロ・フランス:ラウンド3の結果
ヒート1:ジョアン・デフェイ(FRA)14.00、タイラー・ライト(AUS)11.94、セージ・エリクソン(USA)7.24
ヒート2:ココ・ホー(HAW)14.93、ステファニー・ギルモア(AUS)13.74、コートニー・コンローグ(USA)13.10
ヒート3:カリッサ・ムーア(HAW)15.23、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)11.67、アレッサ・クイゾン(HAW)9.34
ヒート4:タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)17.94、サリー・フィッツギボンズ(AUS)16.00、ディミティ・ストイル(AUS)15.80