社会福祉分野やボランティア活動などで顕著な実績のある個人等に授与される、「緑綬褒章」を和歌山県サーフィン連盟が受章することが発表されました。
「サーフィン業界では、初の授賞。海岸の美化貢献、スポーツ振興、ボランティア活動が重きに授賞理由として決定されたようだ」と梅本和歌山県サーフィン連盟会長が語る。
和歌山県サーフィン連盟は、1997年、全国に先駆けて発し、県体育協会にも加盟。梅本俊樹さんは当初から連盟会長を務める。「その頃のサーファーのイメージは『海の暴走族』。これじゃダメだ、サーフィンをスポーツ振興、社会貢献につなげたいと思った」。当時サーファーの間に広がり始めていた海岸美化活動(ビーチクリーン)を、連盟の活動と位置付けて続けてきた。
サーフィンは2020年の東京五輪の追加種目として、国際オリンピック委員会(IOC)に提案されることに続き、いままたサーフィンの歴史上最大の波が訪れているのではないだろうか。
平成27年秋の褒章、章記の伝達・拝謁は、11月13日(金)に執り行われます。