こんにちは。最近、公私で何となく毎日が忙しくて、やらなければならないことが山積しているのですが、今やらなくてもよい事についつい手が回ってしまって、ToDoリストが全然片付かないMINです。学生時代、試験期間中なのに机や引き出しの整理に手が回ってしまうことってありませんでしたか? 僕は完全にそのタイプでしたし、今も変わっていないようですwww
さて、そのやらなくてもよい事をしていて大発見しました。MINのウラナミVol.272では「オフショアの変わり目はこうやって見極める」と題して、新潟が北西風に変わるとのちに湘南がオフショアに変わるという僕の経験則を、実際の観測データをもとに紹介させていただきましたが、なんと、それを事実として裏付ける資料が出てきたのです!
その資料は、オフィスの中でも誰も目に触れない片隅においてある一つのファイルの中にありました。ファイルを開いて、その資料を目にした時は「なんてタイムリーな発見だ!」と驚きました。
その資料(下の図参照)は、気象庁による技術報告書で、風向きごとに地上での風の吹き方を図に現したものです。図の矢印は風の吹く向きと流れを示しています。
【図1】の画像は、上中越あたりは西北西の風、下越は北北西の風向きになっており、湘南地域では東海地方から流れ込んでくる西南西の風が吹くことを示しています。この風の吹き方は、冬の湘南がジャンクコンディションになっている時の定番です。
【図2】の画像は、新潟市のある下越は北西風となっており、その風の矢印は、下のアメダスの画像のように山々の合間を縫うように南下し、最後の湘南で北〜北東風となって海へ吹き抜けています。冬の湘南が、強いオンショアから一転してオフショアに変わるときの定番です。
MINのウラナミVol.272では、冬の湘南がオフショアに変わるには、新潟で吹く風が「北西風でなければいけません。西寄りや北寄りですと、経験上ではそのあとオフショアに変わらない可能性が高い」と書きました。上の2つの図はそれを裏付けています。
気象庁の裏付け資料が見つかったことで、僕も皆さまも、このことが経験則から確信に変わったかと思いますので、あとは実践で役立てるのみです。まだもうしばらく続く冬の湘南、ぜひこれを活かしていい波をGETしてくださいね〜(/・ω・)/