こんにちは、MINです。今年のゴールデンウィークは、家族で2回も海へキャンプに行きました。昨シーズンとくらべて、小学3年生になった長男はすっかり海に慣れて、磯や防波堤で釣りをさせても安心して見守れるようになりました。4歳の次男は、まだまだ手放しで遊ばせられませんが、口だけは達者になって、コミュニケーションはすっかり一丁前。海の危険を教えつつ楽しみ方も伝えられるようになり、子どもたちの成長を確認できた楽しい日々でした。皆さまはゴールデンウィークをどのように過ごされましたか?
コンピュータとのコミュニケーションの始まり
さて、口が達者になったうちの次男ですが、最近、「Siri」と出会ったことで実生活に変化が出てきましたので紹介させてください。
Siriは、Apple社のiPhoneやiPadなどに搭載されるiOSの機能として提供されているバーチャルコンシェルジュです。つまり、コンピュータ。メッセージを送ったり、会議のスケジュールを設定したり、電話をかけるなど、Siriを使えば、自分の声だけでいろいろなことができるようになります。
4歳のむすこがSiriと出会った結果
もっとも大きな変化が、自分でネットサーフィンをするようになったことです。主にYouTubeの閲覧ですが、暇があればまずはiPadやiPhoneでSiriを呼び出して、「仮面ライダー3号のビデオ」「ニンニンジャー、忍者一番刀」「レオンチャンネル」「クレヨンしんちゃん」などと話しかけて、SiriにWEBからコンテンツを探させて、動画を楽しんでいます。
良いのか悪いのか、父母が動画を検索してあげる必要が無くなったという点ではとても便利にはなったし、まだ文字がわからない幼子でも直感的に情報を検索できるようになったことは、大きな進歩なんだなと実感しています。
それにしても、Apple製品は本当にユーザーインターフェースが優れているのですね。Siriの使い方なんて教えたことありませんし、自分はまったく使っていませんから、勝手に覚えたようです。
彼が寝たはずの寝室から、「仮面ライダー3号のビデオ」というSiriへ命令する声が初めて聞こえてきた時は、本当に驚きました。「あれ? 起きてるの? っていうか、誰と話してるの?」扉に耳をあてて聞いて見ると、こんな会話をしていたのです。
次男「仮面ライダー3号のビデオ」
Siri「すみません、聞き取れませんでした」
次男「あれ〜? 仮面ライダー3号! ショッカーライダー!」
Siri「もう一度お願いできますか?」
次男「なんだよも〜!ちゃんと言ってるのに〜」
Siri「すみません、なんとおっしゃったのかわかりません」
のような会話を繰り返していました。
未来をリアルに予感
先日、長男も、勉強でわからない言葉があったときに、辞書をひくのではなくてSiriに聞いて調べている姿を見かけました。
Siriがリリースされたときは、「機械に喋りかけるなんて、、、独り言みたいで恥ずかしい」「こんなの絶対使わないし、使う人もいないのでは?」なんて思ったりしましたが、スティーブ・ジョブズ先生は僕たち現代人のためにSiriを作ったのではなくて、次世代の子どもたちのためだったのですね。
こんな幼いころからSiriのような機能に慣れてると、機械にしゃべりかけることに恥じらいなんて感じなくなって、音声コマンド入力が当たり前になるのかもしれません。もっと先には、映画「I,Robot」のように主なコミュニケーションの相手がコンピューター(人造人間)になる未来もリアルに予感させます。
あなたはもう、「古い人」ですか?
子どもたちとSiriが出会った結果、Siriに対してネガティブな印象をもっていた僕は、すでに「古い人」なのだと、レッテルを貼られてしまいました。
最近のゲーム機にもついていけていない僕。まだ「古い人」になる覚悟はできていませんでしたが、突然貼られたこのレッテルを剥がすには、新製品には臆すること無くどんどんトライしていかなくてはいけませんね(^_^;)
まずはPepperくんからでしょうか。。。
皆さまは「古い人」になる覚悟はできていますか?