先日、定休日を利用し、東京に住む友人に会ってきました。
早朝に成田空港から電車で友人宅へ。車窓から見る景色は、けっこう雨が降っているようで、道路も冠水している所がありました。そして乗り換えの際には電車が大幅に遅れて駅は人で溢れていました。
ようやく友人宅へ着き、どこへ行くか波情報を見ながら決めていましたが、いっこうに雨がやまず、きょうはやめようということになりました。少し雨が落ち着いてきたので、駅近くのラーメン屋へ行ったところ、テレビでは茨城や栃木県が記録的な大雨ということを伝えていました。
しばらく降り続いた雨は夕方にかけて弱まり、日比谷、御茶ノ水あたりで観光をしました。このエリアは初めて行ったのですが、スカイツリー、東京駅なども初めて見ることができ、とてもきれいで大きな大きな街だと思いました。また、その一方で、スノーボードショップ、サーフショップ、ギターショップ、レコードショップなどが並ぶ通りもあり、すごくマニアックな所でした。オフィスビルなどが多く、皇居も近いのに、何故かと疑問に思いましたが、その理由としては、大学も多く、学生の街でもあるからだそうです。
翌日、千葉エリアはハードが続いていたので、湘南・大磯へ行ってきました。胸肩くらいのサイズが続いていましたが、ちょうどサーフィン雑誌の取材・撮影が行われており、プロや上級者サーファーが集結していたので、僕が乗れるような波は余っていませんでした。それでも、そのポイントを知り尽くした方々のライディングや熱いセッションを間近で見ることができ、とても勉強になりました。
帰り際、成田空港のテレビでは、茨城の川が氾濫して大きな被害がでたというニュースが流れていました。今回の旅は、最初はとても運が悪いと思っていましたが、もしかしたら自分も被害にあっていたかもしれないし、運が悪いとは思えませんでした。
ここ最近は、災害が増えていますが、自分の身に何も起こらないと、備えることを忘れてしまいます。時間が経てば報道もなくなり、日常に戻っていきますが、災害があったことを忘れずに、「備える」ことが大事だと改めて認識させられました。また、この文章を書いている現在も、台風21号が北上してきていますが、どこも被害がでないように願っています。
(帰り際の成田空港にて。前日の大雨が嘘みたいだった。)