chan-Uのウラナミ『スーパームーンの奇跡』

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chan-U:福岡市在住。ラーメン大好き。 好きなサーファーはもちろん大野修聖プロです。 Support your local surfshop. Let the good time roll !

(写真を撮ることができなかったので、無料イラスト素材より転載)

昨年の10月上旬に、奄美大島で台風スウェルにバッチリ当たった時、ちょうど満月で皆既月食と重なった。何とも神秘的な夜で、今でも最高の思い出だ。

 

そして、記憶に新しい台風21号は、大きな被害はなく、太平洋側や東シナ海に十分なスウェルを届けていた。日本海側は、大潮最終日にサイズアップし、私の住む福岡では小さいながらも大潮の期間はずっと波が続いていた。

 

この期間の満月がスーパームーンだとは知らなかったが、波以外でもいろいろと奇跡が起こった。

 

その中でも、一番の話題は、サーフィンがオリンピックの追加種目の最終候補に選出されたこと。「奇跡」という言葉は間違っているかもしれないけど、とても良いことで、この正式な決定が下されたのは、スーパームーンの夜のことだった。

 

翌日、大潮の期間毎日のように通っていた近くのビーチへ。波はヒザモモくらいだったが、浮力のあるボードで楽しんでいたところ、地元TV局がオリンピックの選出のニュースを受けて取材に来ており、何とたまたまサーフしていた私がインタビューを受けることに。

 

(Radix福岡のオーナー様より声をかけて頂き、写真も頂きましたが、このシーンはカットでした笑)

(Radix福岡のオーナー様より声をかけて頂き、写真も頂きましたが、このシーンはカットでした笑)

話は前後するものの、もう1つ奇跡が起こった。スーパームーンの夜のこと。私は翌朝の仕事が早いため、21時過ぎには就寝していた。両隣にはそれぞれの息子さんや娘さんを立派に育てあげたご夫婦が住んでいる。普段はそれほど音や声は聞こえないが、この日は異様にテレビの音が大きく聞こえる。その理由は、両隣ともに同じチャンネルを見ていたから。そのチャンネルは歌番組で、歌謡曲や懐かしのヒット曲が流れている。そして、それぞれのだんな様や奥様が、どちらも曲に合わせて歌っている。何とも心温まる瞬間。

この奇跡にあやかり、スーパームーンに願いごとをしようと、起きて外に出た。

夜空は明るく、まさに満月の夜といった感じだ。ところが、肝心のお月様はピンポイントで雲に隠れていた。「ガ、ガ、ガ、ガチョーン」と伝説の昭和ギャグを心の中で呟いた。これもまた奇跡だったのかも(泣)

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