僕の自宅の庭は断崖絶壁になっており、数本の木々が生い茂っています。そんな木々にはカラスが巣を作ったり、ごくまれにヘビやイタチが庭に現れたりします。夏にはセミが鳴き、秋には紅葉が見られたり、趣(おもむき)を感じますが、春から夏にかけて雑草が伸びまくり、木の枝も無造作に伸び始めます。

ガーデニングに対する情熱は今のところないので、適当に草を刈ったり、木の枝を切ったりする程度です。先日はそんな感じで、邪魔になった草や枝を掃除をしていました。また、前からやろうとは思っていたのですが、断崖絶壁に落ちることのないようにネットをつける作業も行いました。

断崖絶壁から伸びるメインの木は「ハゼの木」で、見た目こそ悪いですが、外壁のような、目隠しのような役割を果たしてくれています。ハゼの木はかぶれるから触らないように注意を受けていましたが、何度か枝を切ったりしていたので、今回も特に気をつけることはなく、ネットを張るために木に登ったりとさらに密接に接触しました。

すると2～3日後には腕がかぶれてブツブツができ、かゆくてたまらず、かきまくることによって体のいたる所に広がっていきました。今回は病院には行きませんでしたが、治るのには2週間以上かかったような気がします。そしてインターネットで調べたり、人から聞いたりしたところ、一度ハゼの木にやられると、花粉などのアレルギーのようになり、今度はハゼの木に近づくだけでまた湿疹ができたりするそうです。

大家さんに相談してハゼの木を切ってもらおうかとも考えましたが、その木自体が断崖絶壁に転落しないように守ってくれているし、やっとネットも張ったところだったので、それはやめました。症状がでた後、何度もハゼの木に近づいたりしましたが、今のところアレルギーはでていないので、接触することには気を付け、これからも上手に付き合っていけたらと思います。

chan-U