ハンマーのウラナミ『引退試合』

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ハンマー:学生時代はウインドサーフィンが大好きで海に没頭。しかしバブル崩壊とともに遊んでばかりじゃイカンと自然と海からも遠のいでいました。現在の趣味は40過ぎから始めた空手で、強くしなやかに動けるカラダを追い求めています。仕事は営業と経理事務を担当。

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妻と一緒に、娘の部活の試合の応援に行ってきました。中学校はもう夏休みに入っています。

彼女は中学三年生。バスケットボール部で副キャプテンとして毎日練習に励んできました。今回の市大会が部活最後のまとめとなります。最上級生の三年生にとっては、このトーナメントに負けたら終わりで、部活動は即「引退」となります。逆に勝てば月末まで連日のように試合が行われます。

会場に着くとすぐに目についたのが、すでに試合を終えた負けチームが体育館の外で熱い涙を流している様子でした。応援に来ている父兄も、もらい泣きしているのです。親御さんのお気持ちが痛いほどわかります……。引退試合が負け試合なんて辛いですね。だから泣けてしまうのです。三年間の思い出がいっぱい巡ってくるのですから、仕方ありません。

きっと……どの子も頑張ってきたのでしょうね。不器用だったり、センスがなかったりと随分悩んできたけれど、間違いなく体力も精神力も立派に成長しています。まあ生意気になってしまった感はあるけれど、それも成長のあかしですね。

 

さて試合はシーソーゲームになりました。娘も3ポイントシュートで活躍し、応援しがいもありもう大満足。午前の試合に勝てたうえに、午後もさらにもう一試合勝つことが出来ました。こちらの試合も接戦でかなりヒヤヒヤしましたが、チームメイトのスーパープレーのおかげで、この日の引退はなくなりました。

次は強豪校と当たります。全国選抜の選手がレギュラーにいて、そのほかの選手もみなレベルが高いそうです。覚悟を決めた「引退試合」です。なんか悲壮感がただよっちゃいますが、精いっぱい頑張ってね。お父さんもお母さんも応援しているよ!

ところで試合会場のそばに保土ヶ谷球場があったのですが、この時期は夏の高校野球の季節ですね。地方大会の中でも神奈川県は全国最激戦地区と言われています。ですから神奈川代表となったからには、甲子園でも強豪校として必ずマークされるようです。今日も大勢の応援の声が聞こえていました。

きっと彼らたちも多くの先輩たちと同じように、真剣に取り組むその姿が感動を生み、熱い戦いを通して成長し、部活動を「引退」していくのでしょうね。立派な引退試合を期待しています。そして次の進路に向かって突き進め!

うちも高校受験だから、すぐに夏期講習が始まるぞー。(なんか忙しすぎて大変だなー。)

 

写真は自宅近くの横浜高校野球部の練習グラウンドにある記念碑です。松坂大輔などOBがたくさんいるので、いつも観客が大勢集まっています。

写真は自宅近くの横浜高校野球部の練習グラウンドにある記念碑です。松坂大輔などOBがたくさんいるので、いつも観客が大勢集まっています。

By受験はもうコリゴリのハンマー

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