今年のお正月は深刻な雪不足でしたね。
仲間と計画していた正月宴会&スキーでしたが、ギリギリまでゲレンデの降雪情報を待ったのですがギブアップしました。
ただでさえ正月料金で割高なのに、スキーをしないで宴会だけって…。せっかく遠くからやってきて雪を味わえないなんて、大人はいいけど子供には酷でした。急遽、長野の宿をキャンセル。
そこで元旦はスーパー銭湯で一日ゆっくり疲れをとり、二日は嫁の実家のある鎌倉に行って、初詣と親せきやご近所などへの新年のご挨拶をすることになりました。
お正月の鎌倉市の中心部は鶴岡八幡宮への初詣客で大混雑するので、12月31日の午後11時~1月1日午後5時までと、1月2日と3日は午前9時~午後5時の間は交通規制がかかります。事前登録をしておかないと一般車両は市内の通行が出来ませんが、地元の人はその辺が良くわかっているので、お正月はたいがい規制が掛からない朝夕の時間を選んで用事を済ませています。
ご近所に挨拶回りしていると、耳寄りな情報がありました。今日は海岸で「餅まき」があるとの事。
神社仏閣では節分などでは「豆まき」をするのですが、海岸でやる「餅まき」の場合は漁師さんが今年の大漁を願う風習です。
実際はお餅だけでなくミカン、駄菓子に小銭を船の上からまくのです。このお祝い事には大勢の人たちが集まってきます。餅まきの開始時間前に場所取りをせねばと、材木座海岸に急ぎました。
お正月を迎え大漁旗できれいに飾られた小舟が海岸に何隻も並んでいました。材木座は漁港に係留するのではなく、毎回船を陸揚げする方式です。昔はもっと遠浅で砂浜が広かったので、手押しで陸揚げするのは大変な労力だったと思います。
船小屋がこの地区では3カ所ほどに分かれているので、お神酒をいただいてから順番に移動して「餅まき」がはじまりました。ミカンが飛んでくると怖いですね。当たり所が悪いと、まさにデッドボール。痛いです。
漁師さんの中には若い女性の方が何人かおりました。「桃丸」そして「こもも丸」と船名があります。
ハードな職場に女性の社会進出があると知りました。
女性漁師さんは日焼けした良い顔をしていました。カッコイイですね。
「頑張ってくださーい!応援してますよ。」つい応援をしたくなっちゃいますね。
大漁祈願に安全祈願。海ではそこが大事です。
目的の餅まきの成果は、幸い子供のそばに陣取っていたので、お菓子をたくさんゲットできました。なかには小銭も少々混じっています。いただいたお金は近くの八雲神社のお賽銭にさせていただきました。
神様そして皆様、今年もよろしくお願いいたします。
Byやっぱり大物が釣りたいハンマー