YUKI☆・Chan-U・三輪予報士さんらの社員旅行グループと時を同じくして、人生初の奄美大島に旅立ったものの……。
前回のウラナミの続きになります。
今回のウラナミは台風19号が近づく中、ギリギリの天候のもと、ギリギリでできた観光ネタを書こうかと思います。あ~サーフィンしたかったです。(泣)
10月のネタで少し古いですがお許しを。
ちなみにギリギリの天候とは、晴れたと思えば雲がかかり、また晴れ間が出た!と写真撮影モードに入れば雨。雨がやんだと思えばピーカンに晴れたり、風が回りながらビューっと吹いたりと変な空模様のことです。
お世話になった友人宅は名瀬から車で1時間半ほど離れた内海の集落にあるため、オーバーヘッドでまずまず楽しめた僕らは、1ラウンドを終え早々と友人宅へ向かいました。
数々のヘアピンカーブを抜け、ジャングルを越えて出てきた集落は自分の祖父の本家がある秋田県の内陸部の8家族しか住んでいない集落よりは広い印象があるものの静かな所です。海や空の色は最高ですが、人がいない!?のどかな時間がゆっくりと流れているような……。
しかし、夜は隣やまたさらに隣の集落住人が集まりまくって30~40人程集結。
宴が始まりました。
ビールやワインに始まり、焼酎は主に「れんと」を午前3時くらいまでがっつりと飲んだのですが、なんと二日酔いはなし。
なお、聞くところによると、隣の集落から来ていた僕と同い年の方は、「自分が集落の最年少(32歳)、その次に若いのは自分の親父だ」と言っていました。その集落の平均年齢は72歳だそうです。
また、ある集落では、江戸時代のヨーロッパ貿易の名残りか隔世遺伝で青い目の方が生まれるのだそうです。また、老人たちの背が170cmを超える方々が他の集落にはいないのにいらっしゃるとか。
世の中狭いようで広いなということで、以前から文化人類学的なネタが好きな自分は、そこに訪れないわけには行きませんでした。しかし、翌日訪れるとキレイなビーチがあるだけで、人にすら会いませんでした。
また、ハブを捕まえると役場から一匹4000円が支給され、それを生活の糧にしている人がいました。昨年の年収200万くらいだそうです。凄い!(笑)
何回か噛まれて死にかけたとか。
翌日はやや遅めの起床から、二日酔いのないスッキリとした僕らが向かったのは「開運酒造」。
黒糖焼酎を作っている酒好きには有名な工場です。こんな所にあったのかと感動さえしました。
ある時、地元の行きつけの居酒屋の店長(九州出身)からこんなことを聞いたことがあります。
黒糖焼酎は美肌効果抜群、糖分は全くのゼロ、アルカリ性のため体に良く、疲労回復や血をサラサラにする。酔いやすく冷めやすいのが特徴で、悪酔い、二日酔いをしにくい。etc
その効果に気づくのに時間はかかりませんでした。それからというものの、黒糖焼酎に助けられている今日この頃です。
その後、友人が通っていた地元の小学校を見学。
校長先生の娘さんがまさかの辻堂在住、慶応SFCに通われているということで、辻堂という縁で軽く盛り上がり、校長室でコーヒーを頂き、OB訪問ということで学校の新聞に載る始末。僕はOBではないですよ~笑
ということで、小学校を後にし、嵐の中マングローブの森を見学し奄美観光を終了するのでした。
いつか、台風が直撃せず、梅雨をかわし、ピーカンに晴れた奄美大島をリベンジしたいと思っている次第です。
おしまい。