その日の朝焼け。@茅ヶ崎パーク
12月15日の午前2時30分ころ、夜明け前のチェックのため快晴で星がきれいな由比ヶ浜に立っていました。その日は、寒気が入っていて放射冷却も手伝い湘南大橋の温度計が確か-1℃を記録していたのです。
寒気によって残っている西の波を見つつ、この寒さならかなり防寒しないときついな~と由比ヶ浜の波情報を携帯電話にて入力しようと波から目をそらしかけてその時です。
視界の左側の方にピカッと光るような何かがふと入ってきました。
「あ~遠くから走ってくる車のヘッドライトか原付バイクなどのライトか何かだろうな~、もしくは、たまに見られる流れ星か何かかな~」とか思いつつも、寒すぎることの方が頭の中はいっぱいで、それどころではありませんでした。
そして、七里ヶ浜、鎌倉高校前とチェックを進めて行きました。
すると、今度は目の前を一筋の光がスッと流れて行きました。はっきりと流れ星です。
夜明け前のチェック中、今まで合計で10回くらい流れ星を見たことがあったのですが、ものの30分くらいの間に2個。なんか良いペースだなと思いながら次に進みました。
それにしても寒い。
流れ星のことは忘れる勢いです。
そして、鵠沼海岸に着きしばらく海を見ていると、またもや沖の方でスッと流れ星が。
3個目!マジかよ~明かりが多い関東圏でこのペース。少しレアなケースに戸惑い気味と、またも寒さで願い事どころではありません。
そして、続いては茅ヶ崎のチサン。
ここでは、さらに明るく、大きめ?の一筋の光が流れました。そして、ミドル付近の波を見るべく暗闇に目を慣らそうとしていると間髪入れず、もう一発流れ星!
ん?ん?戸惑う感覚はさらに加速。
そして、茅ヶ崎のパークへ。
ここは凄すぎました。
もう何年も前、AUSのシドニーからゴールドコーストへ向けて車でサーフトリップしていた時、町の名前は忘れましたが、むちゃくちゃ田舎の町の夜空で見た流れ星並みのデカい一発が地平線に向けて映画の隕石墜落シーンのような勢いで少し長めにビューっと落ちていきました。うおっーーー!と思っていると、秒間隔で2発3発4発と、まさかの4連チャン!
これは、もう宇宙で何かが起きているとしか思えないと何だかドキドキが。
すかさず、スマホで「12月15日 夜の空」と検索。
やっと一安心。「ふたご座流星群」ぽいことが書いてあり、流れ星の見方などもレクチャーされている始末。まさに自分が暗闇に目を合わせる作業がそれでした。
茅ヶ崎パーク以降は見ることはありませんでしたが、人生初です。この短時間で9個。もっと空を見続けていたらいくつ見られたのかと思うと、オフィスに帰るまでドキドキが止まりませんでした。
また、条件が揃ったこの時期の朝焼けはとても綺麗ですが、特にこの日の朝焼けは幻想的な美しさでとても感動しました。
オフィスに帰り、インターネットカメラで繋がっていた千葉で同じく夜明け前にチェックをしていたOYZさんと話をしていると、千葉でも左だ右だ正面だと視界にガンガン流れ星が
入ったそうです。
星がキレイな地域に住んでいる方にとっては、感動の度合いが違うかもしれませんが、何とも言えない夜明け前の数時間となったのでした。
ちなみに流れ星の映像はありません!速くて無理です。笑