G◎Daのウラナミ『昭和の鎌倉風景』

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G◎Da サーフィン:13年(うち初期の2年は夏のみ) ホーム:鎌倉(今でも良い土地だと思う) 趣味:読書・ハイキング ひとこと:サーフィンと出会い人生が豊かになりました!色々な土地でサーフィンしたいです。今後ともよろしくお願いします。

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先日、ふと入った本屋で、いきなり目に入ってきた表紙の本がありました。

その本とは、とある写真家の方が、昔の風景を撮影した中から厳選のいくつかを載せた写真集でした。つい表紙に引きつけられてしまいました。

表紙

表紙

どこだか分かりますか?
朝や夕暮れ、多くの写真愛好家の方々が集まる場所でもあるあそこです。
稲村ヶ崎から見る富士山の画像が表紙をかざっていたのでした。

このアングル、湘南でサーフィンしたことのある方などは見たことがあるかと思いますが、ナイスアングルですよね。今も変わらない富士山。ただし、国道134号線が何か違う!?

この写真集とは、1955年前後の鎌倉~江ノ島の海沿い周辺の風景を写したものでした。
もちろん白黒です。
パラパラとページをめくってみると、齢32歳の僕が知る由もないその風景。
両親もまだ生まれているかどうかの頃の写真もあります。
興味のあまり、即購入を決意。

その時は、僕の奥さんもいたのですが、未だに元気なお互いのおばあさん二人にプレゼントしようということになりました。僕のおばあさんは秋田から鎌倉に出てきて65年、嫁のおばあちゃんは在住約90年ということで、懐かし過ぎて大いに喜んでもらうためです。
実際見せてみると、「覚えてないわよ!よく分からない。」とのこと。もう過去にはこだわっていないような、人生の先輩達に底知れぬ器のでかさのようなものを感じずにはいられませんでした。(笑)

そこで、とりあえず写真の一部を紹介したいと思います。
写真集の裏にある住所を見ると近所ということもあったので、写真をウラナミに載せたいなと思い、その写真を撮られた方の生家を訪ねてみました。

「私は仕事で海関係の気象情報を携わっています。」
「ウラナミというスタッフが個々に書いている、ブログのようなものがあり、昔の海沿いの風景は仕事の内容を見ても貴重かと思うので・・・ユーザーさん向けに一部掲載してもよろしいですか。決して商用などではないです。」

「どうぞ!」と承諾をしていただきました。本当にありがとうございました。

その生家は、もと酒屋だったことから昔ながらの建物を残して一階をアトリエとして改装されており、承諾を頂いたのは、もう何年も前に他界されている写真家の息子様でした。また、写真集を手がけたのも息子様だったようです。
僕は中高一貫の男子校に通っていたのですが、なんと写真家でもあるお父様は、自分の学び舎の大先輩に当たる方でした。そして世間話が始まり、僕はなぜかビールを飲み始めていたのでした。

それはさて置き。
「現代」と「昔」を比較してみて下さい!

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どこだと思いますか?昭和30年です。

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こちらが正解となります。内陸から由比ヶ浜に出る滑川交差点付近だそうです。

続いてこちら。昭和29年です。

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正解は
住所で言えば鎌倉市坂ノ下~長谷周辺の国道134号線です。

掲載させてもらった写真は、湘南で波チェックを行うスタッフは毎日通る場所であり、湘南でサーフィンされた方はよく渋滞にはまる箇所でもあるかと思います。
その他にも海の映像が盛りだくさんあり、昨今話題になっている海岸侵食による砂浜の広さの違いにはとても驚かされました。まだ、サーフィンが浸透していない時代のものから、鶴岡八幡宮周辺などの歴史を感じずにいられない映像ばかりでとても興味深く、時が経つのも忘れて食い入るように拝見させて頂きました。

もし、興味を持たれたらチェックしてみて下さい。

「昭和の鎌倉風景around1955 竹腰眞一写真集」です。

ちなみに、このウラナミのTOP画像は昭和27年の由比ヶ浜だそうです。国道の整備される前でしょうか。全く違いますね。しかも波が立っていますが、サーファーは0名のようです…。

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