こんにちは、上條将美です。
暖かい日と、寒い日を繰り返して徐々に暖かくなる三寒四温、まさに季節の変わり目といった今日この頃、皆さんどうお過ごしですか。
私事ですが、最近、“ニューボード”をゲットいたしました。
このボードの一番のコンセプトは、ボードの浮力を増やしてコントロール性を落としても力のないスモール波で、とにかく止まらず沈むことなく走っていられることです。

ボードのサイズは、　5’5ft (165cm) × 20 1/8inch (51cm) 2 1/2 inch(6,4cm)

ここ数年、体重が増えたこともあって(現状 身長168cm 体重76kg)小波用のボードはオーダーをするたび幅を広げ、厚みを増し、素材もEPSに変えて浮力を増しています。
テールは、ラウンドテール。
スカッシュテールより若干ドライブ性に欠ける感はありますが、ボードの取り回しはスムースで軽い感じがあり、ここ数年は好んで使っています。
フィンは5Plugで、クアッド、トライともに使えるようにはしていますが、基本的にはクアッドでのサーフィンをイメージしたセッティングです。
トライフィンは、バックフィンがボードの中心にあるためターンの起点となりやすく、直進性に優れターンが安定しますが、水の流れに抵抗が出ます。
一方、クアッドはフィンが左右に分かれ中心にないので、トライフィンに比べて直進性には劣りますが、ルース性に優れ、水の流れが良くなりトライに比べて走りが速い感じがあります。

これからのサーフシーズンに向け自分のようにボードをゲットする方に、新品・中古、オーダー・ストックボードを問わない、自分なりのボード選びのオススメを紹介します。

・どのようなサイズ・波のコンディションでどのようにしたいかをできるだけ細かくイメージしてボードのコンセプトを決め、それに合わせて今現在使っている自分のボードを参考にサイズや浮力、フィンのセッティングを決める。

・その際、オーダーに携われるシェイパー、ボードに詳しいショップのオーナー・ライダーや友達に、自分のレベルを含めてできるだけ細かく話してアドバイスをもらう、または、自分が気になっているボードに乗っている友達がいれば事前にそれを試させてもらう。

・波がいつもある、ないなど行きつけのポイントのコンディションにもよるものの、基本的には小波用と、オールラウンド(ビッグウェーブ用を含む)の2タイプ以上のボードを持つのがベスト。
※オールラウンド用と使う波の対象を広くすることで、色々の波に対応はできるものの、波のサイズに合わせてのボードの強みを出しづらい。

以上

良いボード、良い波をゲットしてサーフィンを楽しみましょう!!

ちなみにズルいやつとは、自分の周りの体重の多いサーファーの間で言われる、小波用のコントロール性を度外視した非常に浮力のあるボードのことを指します。