急遽、奄美大島行きが決まりました。
新しい家族が増えてから一か月と少し、育児と今の住処に母子が戻ってくるための準備として有給休暇を取得していました。元々、小さな子供があまり好きとは言えませんでしたが、「自分の子供は別」とは良く言ったもので、自然と育児を楽しんでいました。サーフィンする時間が少し減っていて良くはないなと思いつつ、それも苦ではありませんでした。
なんせ母親が結構、がっつり、スーパー、大変そうにしているので、ある程度は自分もできることはやらねばと、毎日のように奥さんの実家に顔を出してあれこれやっていました。バブバブ言っている僕にあちらの親も少し引いていたかもしれません。(笑)
そんな僕を見てかどうかは分かりませんが(笑)、奥さんが「毎年恒例の1~2月に友人らと行くインドネシアトリップに行けなかったから、せっかくの有給だからどこかサーフィン行ってくれば?日本なら何かあってもすぐ帰って来れるでしょ?海外よりは……。私は実家にいるし……」と有難きお言葉を頂き、昨年の台風19号でほとんど楽しめなかった奄美大島を旅先に即決したのでした。
波はというと、滞在期間4日間で太平洋側は毎日ヒザ~腰近くの風波であまりダメでした。しかし、東シナ海側は数か所で入らせて頂きましたが、平均腹~胸サイズ、風をかわしての遊べるコンディションとなりました。
波伝説のスタッフから聞いていた超ロングライドの波には会えませんでしたが、ロケーション、限りなく透明に近いフェイス、温かい気候、大満足です。ただ、満潮前後狙いで入ったものの、さすがに浅い。どのタイミングで切ったか分からない無数の小さな傷が両足の裏や各所にあり、歩くと違和感がハンパないです。(笑)
今回波が乏しかったこともあり、島を一周させて頂きました。うねりが強すぎるといかついブレイクが現れそうですが、ポテンシャルの高そうなポイントがいくつもありそうですね。いくつか自分の中で目星が付いているので次回は狙ってみたい限りです。また、超ロングライドの波を早く味わってみたいです。
東シナ海側のとあるポイントでイカを釣る消防士のお兄さん。色々ポイント情報ありがとうございます。また、レジェンドサーファー緑さんにも色々教えて頂きました。ありがとうございます。
結局、僕のウラナミでよく出てくる、奄美大島の宇検村出身のもう10年来の仲になる友人宅にまたお世話になりましたが、そこのお母さんは前回も帰る時に泣いて、また今回も涙を流してくれました。まるで某番組「ウル〇ン滞在記」のようで、特別なスープのように温かくなるのでした。
次回、いつかまた島に来るのが楽しみです。