上條 将美のウラナミ『この時期気になること』

上條将美

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上條 将美:小学生4年から全日本選手権で連続入賞し、ジュニアで優勝、世界選手権に日本代表で2度出場後、19歳でプロになり、20年間にわたってシードをキープし、2012年に引退。最高ランキング5位。2011年サーフレジェンド入社。

こんにちは、上條 将美です。
5月も後半になり、真夏日になるほど気温が上がるときもあるきょうこのごろ、皆さんはどうお過ごしですか。
特に女性はそうですが、日差しが本格的に強くなると気になるのが日焼けですよね。

サーファーなのに、男なのに何言っているのと感じる方も多いと思いますし、自分も25歳くらいまでは全く気にすることはなく、日焼け止めクリームなどもほとんど塗ることはありませんでした。

ただ、軽度のアトピー性皮膚炎を持ち、もともと肌が弱い自分は日焼けをすると、真っ黒になるまで焼けることはなく、肌が真っ赤になってかなり痛み、そのあとは畑のように黒白が分かれつつ肌がボロボロになるということを繰り返してきました。

人によっては日焼けで皮がむけることはなく、焼ければ焼けるほど黒くなる方もいて、自分もそれに憧れて肌を強くするべくわざと日焼けしたときもありましたが、もちろん効果は全くありませんでした。

日焼けに対し、これはヤバいなと感じたのはパプアニューギニアに行ったときでした。そこでは、バリよりも日差しが強烈で、日焼けを気にしない自分でもこれは日焼け止めクリームを塗らないとマズイと思うほどでした。

たしか、期間は10日間くらい。めずらしく毎日マメにクリームを塗っていたのですが、盲点がありました。そう、耳にクリームを塗るのを忘れていたのです。旅の期間の後半、耳の皮はボロボロに剥け、そのまま耳がポロッと取れてしまうのではと思うほどでした。

後日、日本に帰ってきて確認すると、耳にはこれでもかというほどのシミができてしまっていました。
それがキッカケでマメに日焼け止めを塗るようになり、あまりトランクス1枚で海に入ることもなくなりました。
※これは日焼けのためだけでなく、パドルのときにこすれてかなり痛く、乳首から血が出てかさぶたになってしまうためもあります。

どうでも良いと言われてしまえばそれまでですが、気にする方、日々のケアが大事ですよ。特に、お肌の曲がり角を過ぎた年齢の方は要注意です。
自分は海に入るときはもちろん、バイクでの波チェックのときもしっかりと日焼け止めを塗っています。
なお、日焼け止めには目にしみて少し痛く感じるものもありますので、少量のもので試し、自分に合った日焼け止めを見つけるのがお勧めですよ!!

上條将美

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