皆さんこんにちは、上條将美です。

気圧配置の移り変わりが早くなり、季節の変わり目、春本番となりつつある今日この頃、どうお過ごしですか。

日本国内ではまだですが、世界ではコンテストがすでにスタートし、世界チャンピオンを決めるワールドツアーも第1戦が行われました。

会場はオーストラリア・スナッパーロックス。通称、スーパーバンクスと言われるライトブレイクです。

砂の付き方、地形にもよりますが、ここはビーチブレイクながらチューブもありつつロングウォールが果てしなく続くようなブレイクで、スナッパーロックス、レインボービーチ、グリーンマウント、さらには有名なキラまでつながる、まさにサーファーのイメージする夢のような場所です。

20代前半、ハワイのビッグウェーブの修行に行き始めて間もなく、色々な原因でわずか半日だけオーバーステイをしてしまい、アメリカ圏への入国が困難になってしまった私は、その代わりに冬のオフシーズンをここで4シーズンほどを過ごしました。

そんな馴染みもあり思い入れもあるこの場所でのコンテスト、もちろんライブ中継を中心にマメにチェックしていました。

波のサイズは胸～肩～頭近くくらい!?

ですが、世界のコンテストのレベルでは大会を行うには最低限のサイズです。

その分、ある意味良い波に乗れたもの勝ちといった要素が大きく、ガブリエル、ケリー、パーコ、ジョンジョンなどビッグネームが早々に敗退する番狂わせが連発しました。

それでも、そこは世界トップレベルのサーファー、良い波を掴み、ひとたびツボに入ってしまえばすぐに8～9ポイントをたたき出してしまいます。

また、逆に日本の波に近いコンディションなので、馴染みのないワールドクラスのブレイクと違い、自分の理想のサーフィンをイメージするにはもってこいです。

前にも言いましたが、一見は百聞にしかず、です。

ぜひ、チェックしてみてください。

■2015 Quiksilver Pro Gold Coast
http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1207/quiksilver-pro-gold-coast