『まぼろしの滝 - 早戸大滝(丹沢) を探して』たっちーのウラナミ

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5月の下旬の話です。

梅雨になる直前の晴れが続いたので、まぼろしの滝と言われる早戸大滝を目指して丹沢へ行きました。
大きな滝らしく、山の地図的にはバリエーションコース(破線)のルートなのですが、1時間半程のコースタイムでマイナスイオンを感じようかなと軽い気持ちで。往復3時間ならという事で、おやつと飲み物を少々持って、出だしが遅れて昼スタート…。
さすが、バリエーションコース、あまく見すぎてました…。
まず、道をショートカットし湿った落ち葉の上を登っていくと、ヒルの巣窟。コンビニで買ったアジシオは役に立たない事が判明…。道も分かりにくく、先にある赤い印や補助のロープなどを探しつつ。なかなかの細い崖をトラバースしながら。

川の徒渉も最初から難易度高く、丸太橋?はほぼ使えない状態で、石の上を滑らないように注意しながら飛んで渡ることに。

基本川沿いを登りますが、間違えたら取り返しのつかない箇所があります。どう見ても来すぎてるなと思って戻ると、対岸に赤いテープが…。そして目の前に矢印の書かれた板が…。地形を気にしすぎて案内版を見落としました…。渡れる場所を探しているうち、気づくとパンツのポケットに入れていたiPhoneがない!!GPSを兼ねた地図がない!!地図がない事よりiPhone5sがないことがもぅ最悪です。探し回ったものの見つからず、ただ水の中である可能性が高いので諦めやすかったです。動転したのか川に入らずに渡れる場所を見つけられず、サンダルに履き替えてバシャバシャと。あまりの水の冷たさに足が痛く、水深20cmくらいでも場所によっては流れが早く、気分的にはホワイトウォーター。

時間をロスして、そこからは地図の記憶を頼りにひたすら細くなった沢を登り、地図がないのであとどのくらいかもわからず、帰る時間を考えながら結局タイムアップ…。小さな滝もどきをみて自分を慰め。

下りて地図を見ると、最後にもう一回曲がる場所が…。もしかして通り過ぎてた?かどうかもわからず…。
教訓は、携帯、カメラなど出し入れするものは体につなぐ。山に入るならハイキングでも地図は持つ。登山道なら案内板などをもっと頼る。
道はほぼ覚えたので、滝が凍る前にリベンジです。

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