タイトルにあるように、あのケリー・スレーターと密室で二人きりになった話です。
スルージャパンという言葉を聞くようになり、しばらく経ってしまいましたね。市場として発展を続ける中国やインドネシアなどに投資などが行き、日本をスルーしてしまうことを指す言葉です。スポーツ界においても「スルージャパン」は少なくはないですよね。サーフィンでも、毎年世界ツアー(旧WCT、現CT)のコンテストが日本でも行われていたのに、ここ数年は……、ですね。ということで懐かしさを込めて約10年前を振り返ってみました、
約10年前には、WCTに新島や千葉部原が組み込まれており、「サーフレジェンド・波伝説」はオフィシャルの気象・波浪情報の提供として大会をサポートしていました。そのメンバーとして、自分も千葉・部原等の会場に気象予報士として参加していました。スタッフということなので、冠スポンサーの手配したホテルでの宿泊でした。その冠スポンサーのライダー・選手も同じホテルです。あの当時だと、ケリー・スレーター、ジェイク・パターソン、フレッド・パターチアなどです。いわば、彼らスーパースターと数日間とはいえ同じ屋根の下でした。そして、おそらくですが、コンテストが終了した日に、ホテルのエレベーターに一人で乗っていたのでしたが、ある階でエレベーターが止まり、ドアが開くと眼の前には! そう、ケリー・スレーターです! 当然ですが、ケリーはエレベーターに乗ってきたのです。ということで、エレベーター内の狭い空間で数秒とはいえケリーと二人きりになったのです! 緊張してミーハーになることもできず、つたない英語で、「何階に行きますか?」としゃべっただけの記憶があります。
ということで、自分の数少ない自慢話となります。再び日本にもスーパースター達が集まる機会があれば良いなー、と思います。写真は、この部原でのケリーです!