こんにちはマキです。前回のウラナミを読んでいない方に説明すると、ドルフィンに失敗してリップから降り落ちて、フィン(ボディーボードなので足に履くフィンのこと)の抵抗でヒザが脱臼→靱帯が伸びる→靱帯がついている脛骨が折れる→靱帯に骨片がついたまま、膝関節の中でぶらんぶら~んという事態になり、帰国後に入院・手術という運びになったという話です。
海外にトリップするときはもちろん海外旅行保険に加入するわけですが過去をたどると、まったく風邪が治らない、マラリアの予防薬をもらう、そのためにお医者さんをホテルに呼んで対処したことしかありませんでした。
今回のケガは本当に稀なケースですが、保険は超大事!!と実感しました。
ケガした翌日、保険会社に国際電話。現地での受診でキャッシュレス希望の場合は、まず日本に電話します。フリーダイアルでも国際電話の場合は課金されます。
レントゲンを撮りたいので来てほしいとのこと。タクシーで病院へ向かいました。入り口で車いすを用意して待機してくれていました。問診票に記入し、しばらくベッドで寝ていると(なんと個室)先生登場。もちろんインドネシア語。電話で通訳がついてくれます。レントゲンを撮り終わり、部屋に戻ると先ほどの通訳さんが心配して病院まできてくれていました。
結果、骨折だったわけで、ヒザがパンパンに腫れているのはケガで血液が溜まっているからとのこと。もちろん麻酔してから注射で抜いていただきました。余談ですが、麻酔の麻酔しますね、と取り出したのが冷却スプレーでした。
ほぼ1日病院のベッド。Wifiがあるのでスマホをいじりながら点滴が終わるのを待ち、飲み物もご飯もでてきました。松葉杖が支給されて、帰国日にもう一度来てほしいとのこと。また、エコノミークラスでの帰国は厳しいので、ビジネスクラスにアップグレードするよう診断書を出し手配するということで、またタクシーに乗ってホテルに帰りました。
最終日。再びタクシーで病院へ向かい、車いすで運ばれ、血栓を予防する注射を打ち……までは良かったのですが、保険会社はチケット変更の手続きをしてはくれないので、自分で航空会社に行って手続きしてくれ、と食い違った話に!! まともに歩けないのに!? 唯一これだけが、融通がきがないなと思った点ですね。
バリ在住のジェントル日本人にメールすると、送迎つきのうえ手続きを一緒にしてくれたという感謝してもしきれないありがたいできごとが。ここでビジネスクラスのチケットをカードでお支払い。
帰国便の両空港とも車いすで移動し、初めてのビジネスクラスに感動しつつ無事に帰国しました。
ここまで保険金が下りた詳細は、、、。
保険会社にかけた国際電話代。
病院への交通費。
病院での処置、通訳、部屋、飲食、診断書、松葉杖&装具。もちろん麻酔の麻酔代も(笑)
ビジネスクラスのチケット。
手続きは原本が必要で、色々と面倒なこともありましたが、保険に入っていなければ恐ろしい金額になっていたことかと。本当に保険大事です。加入してから旅立ってくださいね。
次回は国内編の予定。