三輪予報士のウラナミ『夜明けの戯れ』

三輪予報士

三輪予報士
三輪予報士:事故による大怪我から、キックボクシング人生にサヨナラと告げる。2年間のリハビリ生活の後にサーフィンに出会う。刻々と変化する波の変化から、気象に興味を持ち気象予報士資格を3回目の試験にて取得。サーフィン・気象ともに日々精進中。

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春の訪れ。水温も冷たさのピークも越えています。
今年の冬の千葉北エリアは、何だか例年のように水温が冷たくなかったような気がします。地球温暖化による海水温上昇?いや、僕がブーツだけだった時に、フル装備の人から「水温ヤバいねぇ~」なんて言われたり、ただ老いにより感覚が鈍ってきているだけなのかも?水温の感覚は人それぞれ結構幅がありますよね。

そこで皆さん!千葉北エリアでウェットセレクトに迷っときは、一宮ポイント波情報の中の『スタッフからのひと言コメント』または『千葉北の概況』をチェケラ!その日の夜明け頃(現在だと5時位)の、実測水温が記載されているのです。「この前○○℃のとき、ブーツ履いたけど余裕だったから、今日は無しでいけるかも」といったように、客観的な数値から、自分の基準を見つけるのに役立ちます。せっかく水温があたたかい時は、できるだけ身軽にいきたいものですよね!

ちなみに、実測方法はバケツで海水を汲んで測るというかなりアナログ。薄暗いなか、スープの目測を誤ると、朝イチから靴がビショビショになり、ブルーな1日を送ることになります。夜明け頃に、一宮ポイントの波打ち際で、打ち寄せる波と戯れている中年のオッサン(ギャルも一人います)がいたら、それは波伝スタッフかもしれません。通報しないでくださいね!
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