三輪予報士のウラナミ『コシヒカリ新米ツアー 三輪予報士編』

三輪予報士

三輪予報士
三輪予報士:事故による大怪我から、キックボクシング人生にサヨナラと告げる。2年間のリハビリ生活の後にサーフィンに出会う。刻々と変化する波の変化から、気象に興味を持ち気象予報士資格を3回目の試験にて取得。サーフィン・気象ともに日々精進中。

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波伝説社員旅行 2015。我が班はその口火を切る第一陣。

事前に日程を9/30~10/1ということだけ決め、週間アンサンブル予想図とWaveHunterのチェックを続け、1週間前にセレクトした目的地は、日本海の新潟。魚沼産コシヒカリを代表とした日本随一の米どころであり、タイミング的にも『コシヒカリ新米ツアー』と銘を打ちサーフトリップを決行。

朝3時に千葉を出発し、湘南で全員集合。晴天のなか富士山を横目に朝6時時点の波情報で頭~頭半となっている新潟へ。

良い旅を予感させる富士山

良い旅を予感させる富士山

到着したのは10時過ぎ、五十嵐浜の波情報を頂いている『WORKSの広田さん』に挨拶に伺い、朝よりも波が落ち着いてきたという情報を得て五十嵐浜に。南西寄りのサイドショア、佐渡島によるブロック効果もありつつ北~北西の波を程よく拾い頭オーバーサイズ、まとまりがないながらパワーのある波で多少は形になるコンディション。昼ご飯を挟んで2ラウンドを刻む。

WORKS広田さん

WORKS広田さん


まとまりはないが多少は形になる五十嵐浜

まとまりはないが多少は形になる五十嵐浜

旅の夜は宴である。そこは新潟、日本酒を抜きには語れない。かねてからお酒の強い方ではない私、2ラウンドのサーフィンを含め充実の1日を過ごした乾いた身体に日本酒が浸み込んでいく。気がついたときには宴はお開き。覚えているのは、水のように飲みやすい日本酒、おいしいご当地の料理、少し眠いなと思ったような、思わなかったような。日本酒は恐ろしい……。

新潟のお酒では珍しく甘口な『雪中梅』

新潟のお酒では珍しく甘口な『雪中梅』


肴は栃尾の油揚げ

肴は栃尾の油揚げ

2日目の朝。新米の白く輝くコシヒカリの朝食を食べ、五十嵐浜に。弱いオフショア、北~北西寄りの波は落ち着きつつシェイプされた肩前後サイズ。8時からお昼くらいまで、徐々にサイズ・パワーはダウンしたものの、遊べるコンディションが続いた。海の雰囲気は非常に良く、お邪魔した私たちにも楽しい時間を過ごさせて頂いた、新潟サーファーの方に感謝をしつつ、五十嵐浜を去る。

落ち着きつつオフショアで整った五十嵐浜でノリノリのKOBU

落ち着きつつオフショアで整った五十嵐浜でノリノリのKOBU

帰りがけに昼ご飯を食べつつ、懲りずにまた日本酒を。ハイエースの後部座席に座り、気がついたらもう神奈川県の厚木あたりであった。コシヒカリ新米ツアーは大成功のうちに幕を閉じる。

米・酒・波。新潟はまた行かなくてはいけない。

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