米山予報士のウラナミ『傷心(社員)旅行~平砂浦編~』

米山予報士

米山予報士
米山予報士/大学を8年で卒業。その間、勉強などせず、山と海で遊ぶか家に引きこもっていました。当然、就職などまともにできるはずがなく、社会人経験もゼロ。なのに30歳になってしまいました。ただ、山のおかげで天気図に興味をもち、サーフィンをやっていたから気象予報士になれたと思います。サーフィンと気象、波情報の業務を精一杯頑張りたいです。

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こんにちは。10月19日(月)・20日(火)に社内第三陣として千葉の平砂浦に社員旅行に行ってきました。

早朝に辻堂にある会社に到着すると、MIN先輩が「俺が運転するよ!」と笑顔で発言。前日に車をこすってしまった僕を恐れているかのような視線にドギマギしながら助手席へ乗り込みました。
 
到着すると、広大な海にいくつものピークが点在していました。

気持ちの良い秋晴れのもと、ファミリーパーク下では腰腹セット胸くらいがブレイク。プロサーファーの方も何人か見受けられ、皆様かろやかにライディングされていましたが、入ってみると結構掘れ気味でした。そして、沖へパドルをするあたりから前日に車をこすってしまった嫌な映像がフラッシュバック。また、当ててしまうのではと、サーフィンに集中できない一ラウンド目でした。 
 
二時間ほどしてお昼ごろになったので、近隣ポイントのすぐ近くの定食屋さん「相浜亭」へ。湘南だったらお高くつきそうなこのランチがなんと1000円

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胃袋は満たされ、心も回復傾向です!

再び、ファミリーパーク下へ戻り、二ラウンド目をサクっとこなすと、今晩お世話になるペンション「DAY OFF」さんへ向かいました。ここは前年の社員旅行でも利用させていただいた所です。オーナーはサーファーのご夫妻が経営されていますので、波情報も教えていただけます。夕食時にはいつも平砂浦の情報を提供していただいているサーフショップ「SURFCO」のオーナー粟田さんの粋な計らいで、おいしいお酒をごちそうになりました。
    
翌日は、三度ファミリーパーク下へ。北緯20度線を越えた台風25号によるうねりがややアップ!腹胸たま肩くらいの掘れた高速ダンパー気味でしたが、たまに形の良い波も入ってきていました。人も少なく、僕も短い板に乗り換えて果敢にトライ!先輩はすっぽりと入る掘れ掘れのダンパーセットの中に消えて、今でも残像が残るような過激な突っ込みをしていました。

波は二日間ともに掘れ気味で、どちらかというと短い板向けのコンディションでしたが、四ラウンド目に入った近隣のポイントはロングボーダーの方にはオススメです。ピークが狭いので人が混雑していると波を取るのが難しそうですが、下はリーフでフェイスは柔らかくロングショルダーです。たまに入る胸くらいのセットを選べば十分走れるパワーがあって、アウトからインサイドまで長く乗り継げました!

僕にとっては傷心旅行になりましたが、バッチリ癒され、ご飯も雰囲気も十分トリップ気分を味わえました。うねりが入れば、様々な波質を楽しめるエリアです。是非行ってみてください! 
 

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