今年は例年の夏にも増して、日本だけでなく世界各地でも異常気象というニュースをよく目にします。エルニーニョ現象なのか、それともやはり温暖化の影響なのでしょうか？あと、10年、20年、30年後の地球がどうなるのか、とても心配です。
そんな暑い夏ですが、いよいよ終盤になってきましたね。この文章を書いている8月22日現在も太平洋側では台風スウェルが炸裂しており、毎日のように大きな波にチャージして最後の夏の思い出を作っている方々が多いかと思います。私の住む日本海側も週明けごろから台風15号の影響がでてきそうですが、九州直撃コースなので、被害の無いように願うばかりです。

私も、この夏、台風スウェルを追いかけて行った九州各地へのサーフトリップが一番の思い出です。台風スウェルを追いかけたというか、たまたま定休日に台風スウェルに当たることが多かったのです。

日本海側である地元福岡やその周辺でも台風の恩恵を受けたこともありました。

四国・中国地方を縦断し、日本海へと抜けた台風11号のスウェル。午前中は胸～頭くらいだったが、午後は一気にクローズ。

伊良湖にて見事プロに合格し、セミファイナルまで勝ち進んだ田中大貴プロ。鵠沼のMURASAKI OPENから帰ってきた翌日には地元福岡でRippinしていた。

福岡では、7月上旬は波があったものの、7月下旬から8月上旬にかけてほぼフラットな状態が続きました。それでも私の住む近くのビーチでは、日中に吹くサマーブリーズの影響からか、朝から昼ごろまでは波がないのに、夕方から日没前になるとスネ～ヒザくらいになり、浮力のあるボードであれば少し滑れるようになり、海に沈むサンセットを拝みながらサーフィンすることができました。

サーフトリップの話に戻りますが、宮崎・日向に行った際に、ビーチがどんどんクローズし始めたところ、金ヶ浜のビーチフロントでON THE BEACHを営む窪田聡プロより、○○だったらできるかもと情報を教えてもらい、地図も書いて頂きました。

宮崎と福岡にT2を営む、谷口崇プロと行ったサーフトリップでは、この夏一番のイイ波を当てることができました。また、その際には宮崎・鹿児島のプロサーファーの方々ともお会いすることができました。

そんな風に良いこともありましたが、台風スウェルが強すぎて、どこもかわしきれないような時も多かったです。

遠方のトリップは金銭的にも体力的にもしんどいですが、一緒に行ってくれた友達や先輩方には感謝しています。そして、また来年もよろしくお願いします。

汐入海岸では、一部のマナーの悪い車がビーチを荒らすことがあり、行政によって駐車場が封鎖されたことがあったものの、NSA福岡支部や地元サーファーの尽力により、看板を設置することで、今まで通り車を停められるようになりました。

(お馴染みのご当地Hurley T-shirt 。Aloha,Hawaii,Shonanなどは見たことがあり、Mexicoはメキシコで買ったものでしたが、Steady Surf Stationでは”Hakata”バージョンも限定販売されていた！)

他にも、波伝説うちわを置かせて頂いたRadix様、TF Surfboard様、Colony様、海の家ながはら様、おはな様、サンセット様、SUPの無料体験会に呼んでいただいたBreak out様、ありがとうございました！

振り返るとあっという間だった暑く儚(はかな)い夏2015年でした。まだ少なくとも9月までは暑い日が続きますので、熱中症に気をつけて頑張っていきましょー！