こんにちは、上條将美です。
暑からず寒からず、台風スウェルも定期的に続く今日この頃、皆さんはどうお過ごしですか。
さて、今回のウラナミは上達について自分なりにどう考えるかについて話したいと思います。
自分はサーフィン以外のスポーツはあまり長い期間やったことがないので、サーフィンだけに限られてしまいますが、うまくなる人は、子どもから大人まで、だいたいある程度の段階で一緒に始めた人より急激に上手くなる傾向があると思います。
2013年にほぼ完全制覇と言っても過言ではない成績でグランドチャンピオンとなった大野修聖プロを彷彿とするような成績で、今年のJPSAグランドチャンピオンとなった中村拓久未プロ。全戦フォローしていなかったのでグランドチャンプ争いには加われなかったものの、今期2勝を挙げた村上舜プロ。
彼らは、ボーイズくらいの時点で今にできている技の多くができていた感じで、体さえ成長すれば技は力強くなり、迫力が増してさらに凄くなることが確信できました。
特に、村上舜プロは湯河原・吉浜の出身ということで自分も見る機会が多かったですが、見る度にものすごい勢いで上手くなっているのがわかりました。
もちろん、一般サーファーの方、特に自分のようなアラフォー世代の方が彼らのような上達をするのは不可能に近いと思います。
ただし、自分次第で上達ができることに間違えはありません。
まず、練習を多くするにこしたことはありません。
ただし、やみくもにサーフィンをしても効率が良くないと思います。
例えば、算数で言えば公式がわかっていれば難しい問題も解答が速くなるように、サーフィンもコツがわかっていれば上達が速くなる可能性が高いです。
それには、サーフィンの参考書ともいえる写真や動画を考えながら多く見ることです。
それも自分が気づける最大限まで。
以前、ケリー・スレーターがこんなようなことを言っていました。
1枚のボトムターンの写真を2時間くらい見ていられると。
それは、ただ漠然と見るのではなく、2時間くらい気づくこと、お手本になることがあると、そう言っているのだと思います。
今に活躍しているプロサーファーが皆同じだとは言えませんが、上手くなるには周りの人があきれるくらいサーフィンが好きになるか、マニアックになるかだと思います。
もちろん、好きでないと1枚の写真をズーっと見ているなど考えられないかもしれません。
でも、今より少しでも好きに、マニアックになれば上達できる可能性があります。
そして、上手くなれば今まで感じたことのない感動や景色が見えるかもしれません。
上達するとサーフィンは奥が深くさらに楽しいですよ~!!