最近の楽しみの一つが、三歳の娘と本屋に行くこと。二人で絵本を探し、見るのが楽しいのです。

自分は、子供のころから本を読むのが好きで、小学校のころはほぼ毎日学校の図書室通い。

本が好きになった原因はいろいろあるかもしれませんが、おそらく幼少時から親が本をよく買ってくれたからだと思います。両親のみならずに祖父や叔父叔母などにも本が好きな人が多く、物心がついた時には本に囲まれていた気がします。

そんな読書好きな自分ですが、仕事と子育てに追われてここ数年は読書量が落ちています。しかし、それに代わって子供のために絵本を読むことになっています。親ばかかもしれませんが、娘も自分に似て本好きのような気がし、絵本を読んでくれとせがまれます。

はじめは、人からのプレゼントや兄夫婦からのお下がりを読んでいたのですが、次第に絵本を読んでいるうちに、自分が子供のころに読んでいた本を思い出してまた読んでみたいと思い、書店で探してネットでも検索したのですが、いっぱいあるんですねー！　新しく出る本もあれば、長年に渡って読み継がれて、何度・何十度と版を重ねている物が多くあります。なんだかうれしくなってきたのでした。

そんなこんなで、昔に自分が読んでいた本を、今は娘と一緒に読んでいます。まー、幸せです。特に読んでいて楽しいのが、「とこちゃんはどこ」という絵本です。初版は1970年ということで、自分が生まれる前。もしかしたら、親子孫の三代で読んでいるような方もいるかもしれませんね。内容は、いわゆる「ウォーリーを探せ」的な、多くの中から「とこちゃん」を探し出すものです。自分が子供のころに夢中になっていたのが、今は娘と一緒に夢中になっています。ささやかながらも大きな幸せです。