小川予報士のウラナミ『ぎっくりNo.2』

小川予報士

小川予報士
小川予報士:「波伝説」および海専門気象情報サイト「マリンウェザー海快晴」の概況でおなじみの気象予報士。もともとはヨット部で培われた海の経験を、ウインドサーフィン、サーフィン、SUPなどに生かし、自称ウォーターマンを目指しています。

日の出

5月に入り、安定したお天気が続き、ここ湘南でもたまに雨は降っても、それ以外は高気圧に覆われた比較的安定したお天気が続いています。波はあまりなく、上がっても風波という日が多くなっていますが、たまの南岸低気圧の通過時に上がるうねりはとても貴重になってきています。

ところで、そうした安定した晴れたある日、朝から気持ちが良いほど快晴で、朝焼けも冬のように綺麗で、西側の富士山もくっきりと見えていたので、朝から元気いっぱいにSUPで繰り出そうと張り切っていました。

富士山

富士山

波もあまりなく、SUPでクルージングでもしようと思っていたときだったので、心もからだも朝から張り切っていました。

茅ヶ崎のホームポイントを出て、まずは烏帽子岩を快調に目指し、ちょうど一人乗りのアウトリガーカヌーも2艇いたので、途中までは一緒に漕いでいました。烏帽子岩を越えてからは、アウトリガーカヌーに置いていかれながらも、快調に漕ぎ続け、いつもなら茅ヶ崎にすぐに戻っていたのですが、この日はうねりも風もほとんどなく、漕ぐにはかなり気持ち良かったので東の向こうに見える江の島を目指しました。前にも茅ヶ崎から江の島を目指して漕いだことはあったのですが、そこまで長距離を漕ぐのは随分久しぶりでした。久しぶりということで江の島はなかなか近づいてはこなかったのですが、海面はフラットで、漕げばスイスイとアメンボのように進んでいたので、1時間以上漕いでいてもあまり苦痛には思いませんでした。

江の島まではゆっくりと漕いでいたので約1.5時間くらいかかり、帰りは各ポイントをチェックしながら帰ってきたのでそれ以上はかかったと思います。それで、ちょうど茅ヶ崎に戻ってきたところで、潮が引いてスモールながらも多少の波があったので、そこでまた少し波乗りを楽しんでいました。

と、ちょうどその時、腰に何か違和感を感じ、やばい、きょうは漕ぎすぎて腰に疲れが出たかな、と思い、早々に海から上がりました。でも、海から上がったら、腰の痛みもあまりなく、すがすがしい感じになっていたので気分も良く、家に帰ってからは腰のことも気にせずに普段はできない家の周りの草むしりをしていました。

草むしりを終えるころにはちょうどお昼頃になっていたのですが、久しぶりにかいた大量の汗をシャワーで洗い流したときのことでした。あれ、腰の違和感がだんだん大きくなっているのに気が付きました。その日の午後は特に何もなかったので、家の中で休んでいればきっと治るだろうと思っていたのですが、夜になっても腰の痛みはあまり和らぎません。むしろ痛みが増してきていましたが、でも、以前にやったぎっくり腰のときのように全く歩けなくなるほどではなかったので、一晩眠ればきっと治るだろうと軽く思い込んでいました。

次の日の朝起きた途端に、腰の痛みが倍増しているのです。ちょうどその日は朝から波チェックで、休むわけにもいかず、腰の痛みをこらえて何とか出社しました。その後も、腰に衝撃をあたえないようにゆっくりとバイクにまたがり、各ポイントではまるで腰を痛めたお爺さんのようなゆっくりとした歩き方で波チェックをしていました。

おそらく、腰に急な負担をかけてSUPで漕ぎまくり、その後に草むしりで追い打ちをかけた結果、軽いぎっくり腰になっていたようです。これで2回目です。1回目ほどは重くはなかったものの、腰の痛みはすべての行動のもとになっているので、普段気にしていないような動きでも痛みが走り、かなりつらいです。波チェックを終えた日の夜は、行きつけのマッサージへ行き、腰をもんでもらったら、いくらか痛みはやわらいでいましたが完治するにはまだ多少時間がかかりそうです。

ぎっくり腰は癖になると聞いていたので、そうならないように気を付けていたつもりです。が、すでになっているのかもしれません。年のせいでいろいろなところにガタがきているきょうこの頃ですが、みなさんも腰やひざ、首などには十分にお気をつけ下さい。

小川予報士

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