☆加藤のウラナミ『海コンのすすめ』

☆加藤

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☆加藤:会社代表であり、波乗りと海が大好きな50代サーファーです。子どもたちに安心安全な海を残すことと、島国などへ高精細な気象情報を提供することを残る人生のライフワークにしました。サーフトリップネタが多くなりますがお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願いします。

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先日NPO湘南ビジョン研究所(http://shonan-vision.main.jp/ )主催の『海♥コン!!』〜ビーチで“恋も”みつけよう〜、という2040歳代までの独身男女のマッチングを目的としたイベントのお手伝いをさせて頂きました。

海☆コンは、言わば『街コン』の海・海岸バージョンですが、大きく街コンと違うのは、海岸でビーチクリーンを行ってからイベントを始めることです。

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午前中は全員で藤沢市片瀬東浜のビーチクリーンを行い、軽く汗をかいて気持ちを良くしてから、いよいよ近くのレストラン(CARVE3階)に会場を移してイベントが始まりました。事前に申し込まれた男女30名、合計60名の方が集まり、我々スタッフの席もままならないくらいに盛況となりました。
まずは、湘南ビジョン研究所が進めている海岸の世界環境認証『BLUE FLAG』(http://www.feejapan.org/blueflag/)について簡単な説明がありました。
BLUE FLAGとは、FEE(http://www.feejapan.org/about/)が提唱しているビーチとマリーナの世界的な環境認証で、水質、環境教育と情報、環境管理、安全そしてその他のサービスに関する厳しい基準を通じて、ビーチやマリーナにおける持続可能な発展の実現を目指しています。
現在アジア初の認証に向けて、鎌倉由比ガ浜海水浴場と福井県高浜町の若狭和田海水浴場が申請中です。
そのあと手前味噌で大変恐縮ですが、『湘南・ナビゲイト』というタイトルで私が30分ほどお話をさせていただきました。
波、サーフィン、湘南というくくりでお話ししましたが、男女のマッチングイベントなので、ちょっと“楽しい新語”による出会いづくりを演出してみました。
その新語とは“仮氏(かりし)と仮女(かりじょ)”です。
仮氏というのは、たまたま聞いたFM放送J-WaveのMCジョン・カビラ氏の番組「JK RADIO~TOKYO UNITED~」の中でリスナーが提案した新語ですが、仮女というのは私が考えました。
あまり経験がある訳ではありませんが、男女の関係では、正式に付き合ってからだと、残念ながら性格が合わないなどの理由で別れるときには面倒くさくなるものですよね。
そこで、まずは“仮に”付き合ってみたらどうかというのが私からの提案主旨です。仮の関係だから、名前も仮氏&仮女です。(笑)
仮に別れることになっても、最初から正式に付き合った訳ではないので、お互いに傷つかず、友達関係を続けることも可能でしょう。
ここでちょっと強引でしたが、波に例えて説明を加えました、『波は陸からの見た目では中々分からず、実際に海に入ってサーフィンすることで波の特長や良さが理解することができます。サーフィンの基本として“GO FOR IT!!”“KEEP PADDLING!!”がありますが、男女の関係もあまり深く考えずに、とにかく仮に付き合い始めましょう』と提案しました。
その後にグループディスカッションをし、『自分たちの考える理想のビーチとは?』、『自分たちは海に対してどんなサポートができるのか?』、など、真面目なテーマをグループ毎に分かれて話し合って代表者に発表して頂きました。

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ある班からは、「(湘南の海岸を)プロポーズに来たくなるビーチにしたい」という発表がありました。『風光明媚で、海岸がいつもきれいで、なおかつロマンチックでなければ、プロポーズに来たくなるようなビーチにはならないでしょう。逆に考えれば、いつもそのような素敵な海岸を、行政と住民が協力して持続可能に維持することがとても大切ではないかと思います』。全国のビーチにも通じる、とても素晴らしい意見だと思います。
後半は、ゲームを楽しんだりしたあと、参加者は当イベントの中で気になった異性の名前を30名の中から1人だけ書いてもらい、集計して、最後にマッチング結果を発表しました。
その結果、見事3組のカップルが誕生しました。
マッチングされたカップルには、参加者全員からの祝福とともに、素敵なプレゼント(ペアで波伝説flat manタオルも)が贈呈されました。
全国の波伝説のユーザーさまの中には、自治体や青年会議支所などに勤められ、街☆コンを企画しようと思っていらっしゃる方もいるのではとないかと思います。ぜひ、この海♥コンを参考にしてください。ビーチクリーンと、地域の活性化、そして独身男女のマッチングと一石三鳥です。
なお、海岸のない内陸の自治体はどうしたらよいでしょうか?の問い合わせに対しても、とても良い事例があります。
某アパレルメーカーとSFJ(Surfriders Foundation Japan)がコラボした企画ですが、渋谷の街中で“BEACH CLEAN”を行う試みです。なぜビーチのない、それも都会の渋谷の街でBEACH CLEANをするのかといえば、海に流れ着いて来るゴミのほとんどが内陸のゴミが川に流れて最終的に海岸に流れ着くからです。
いくらサーファーがBEACH CLEANを行い続けても、それは対症療法に過ぎず、海岸ゴミは無くなりません。川の上流、とくに内陸の住民の意識を変えなければ海岸の美化は永遠に成り立たず、根治療法にはならないというのが開催趣旨です。
ぜひ、全国の海沿いの地域だけでなく、内陸においても、このBEACH CLEANとセットになった“海

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