予報士hiro.のウラナミ『こだわりのモノ』

予報士 hiro.

予報士 hiro.
予報士 hiro. サーフレジェンド所属気象予報士、防災士。 小学校の理科の授業で天気に興味を持ち、大学は海洋気象を専攻。 TV・ラジオでの気象解説や、古民家イタリアレストランの店長などの経験を持つ。 「天気と海、旬の食材と話題を通して季節の移ろいを感じられる」ことを ライフワークとして、メッセージを伝えてゆきたいと思います。

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あなたにとって「こだわりのモノ」って何ですか?

 

先日、商談に訪ねたお客様との会話のなか、”万年筆”が話題になりました。

 

もともと、私自身が万年筆に興味を持っていたところに、お客様が、商談のメモに万年筆を愛用されていたのです。決して高価なタイプではなかったのですが、最近は、万年筆を利用する方を目にする機会が少なく、「めずらしいなぁ」と思ったのが、話のきっかけでした。

 

「その万年筆、どこのメーカーですか」から始まり、「筆先は何が良い」だの「万年筆は使ってあげないと、筆先が馴染まず、書きづらいんだよね」など、話が尽きませんでした。

 

そして「なぜ、万年筆を使うようになったのか」という話になると、お客様は「商談などの堅い話題だったり、それが例えば、初めてお会いする方であれば、万年筆の珍しさが、柔らかい会話のきっかけになるじゃないですか」と。

 

さらに話は続き「単なるビジネスだけの繋がりではなく、私達のサービスって、人と人との繋がりだから、やっぱりビジネスから外れた会話をすることで、見えてくる事もあるじゃないですか。それを、きっかけに、お互いがどういう人柄なのか?相手は何を望んでいるのか?とか分かりあえたりするじゃないですか」と。

 

私は、このお客様と普段からの会話を通して「この方は、真心とか縁、礼を大切にされる方なんだなぁ」と感じていたのですが、そういった人柄や思いは、普段から利用するアイテムにも現れてくるのかなぁと感じたときでした。

 

単に「カッコいいから」という理由ではなく、身に付けるひとつひとつが、その人の”人柄”や”生き方”を表す…それが、ある意味”こだわりのモノ”なのかもしれませんね。

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