さあウラナミです。今回も居酒屋で話すような感じで、メディアの読み物としては多少振れ幅がありそうで、危なくない程度の範囲で行こうと思います。
今回も珍しくサーフィンの話です。
昨年、何年かぶりに新品のサーフボードを購入したので、サーフィン熱が増してきた気がする。
しかも僕が買おうか買うまいか散々悩み、何度も見に行っては考えてを繰り返しているうちに、新しいモデルが出てしまうっていう・・・。
そしてどんなボードを買ったか、なんでそんなに悩むんだ?と疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、この飛び抜けたデザイン。
アダ名はベイダー卿。ダース・ベイダーからパクりました。なんのウラもとれていませんが、ダニエル先生のロゴやモデル名から考えると、きっとスターウォーズが好きなんだと思います。僕も壁一面にスターウォーズのフィギュアを飾るくらいのマニアだったので、なんかそんな感じがします。でも、もし違っていたら穴があったら入れたいくらい恥かしいです(猛爆)。
このカクカクのデザインで常識を壊し、サーファーを新たな世界へと連れて行った、ご存知ダニエル・トムソン先生の作品vaderであります!
ダニエルサン・・・ワックスかける、ワックスと・・・以下割愛。
ごめんなさい。話がそれました。ダニエル先生は、今回ボクが購入したvaderの前モデルvanguardというモデルを世に出し、サーフボードにも流体力学を応用した理論を駆使
し、トム・カレン大先生や、最近ではケリー大帝もトムソン先生の板をご使用なされているご様子。
流体力学を使ったボードは他にもあります。ボブ・シモンズが開発した理論を応用した、
最近よく見る、俗にいうミニシモンズなるボードもありますが、その話は次の機会に。
話を戻します。ベイダー卿の話です。
この奇抜なカクカクした容姿ですから、やっぱり購入には立ち止まってしまう。情報を集めようとグーグル先生に聞いてみても知らぬ存ぜぬの一点張りで、唯一出てきた情報が知り合いだったという(猛爆)。
一度、波チェック中にfierwier japanの進藤晃プロをお見かけし、このボードを持っていたのですが、波どうでした?と聞くのが精一杯でした。
だって進藤プロは、ボクが20代の頃のヒーローなので、そんなに気安く近づけないので
す。話かけただけでも吐きそうでした(猛爆)。ちなみに上司で同世代というか同じ年の上條マッチプロも身近にいるので、このウラナミを読まれると若干気まずいですが、そこは鋼のハートで乗り切りたいと思います。
ベイダー卿の話をしていたのに、なぜか進藤プロ愛が出てきてしまったので、再度話を戻します。
なぜそこまでこのボードなのかというと、流体力学を応用しているということにホレました。
元ウインドサーファーな僕は、同じく流体力学や航空力学を駆使しているウインドの板に使われている理論を、もっとサーフボードに応用したら面白いのに・・・と考えていましたが、物事そんなに簡単じゃない!んん、ああ、わかっている、わかっている。
ウインドとサーフィンとの違いはスピード。
車やバイクなど、空気抵抗などのことにもつながりますが、こういう分野って、まず一定のスピードが出てからのお話になると思うので、サーフィン単体ではそこまでに達しないのかな?なんて勝手に解釈していました。
実際、大学とかで研究している人からの意見はまた全然と違うと思いますし、僕みたいなサーファーの与太話の一つとして聞いて欲しいのですが、これが走るのよ!板が!
コンケーブや複雑なチャンネルの影響により、走らされているような感覚。そして細身の幅なのに、スピードが出るので安定している。(すべて僕の主観です)
買う?買わない?で言ったら、買わないでください。だって、みんな上手くなってしまうから。一人でいい思いしたいから。
ちなみに、このボードのことを書いたからと言って、firewire japanさんから何かもらえるということでもなく、それこそ勝手に書いていますし、ボードもバッチリ定価で購入しています!そこまで僕には欲しい板でした。
そして、この板に乗ってからサーフィンが変わった気がします。いや、世界が変わりました。
このボードは小波用ではないという所もまたスゴイ!これ一本で幅広い波をカバーできます。実際に僕は大きくても小さくてもコレしか使用していません。というよりも、どちらかと言うと、しっかりサイズのある波の方が調子イイかも!
スピードがバンバン出ますし、何がイイってルックスもイイよね~。この四角い所とか波打ったヒップとか・・・以下割愛。
だいぶvader愛が止まらないので、このへんでやめておきますが、このボードについて何か聞きたいことがあったら気軽にメールしてください。『速攻買え!』との返信を用意してお待ちしております。